浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)
断腸亭料理日記本店
 

ぶりあら煮/浅草そば尾張屋本店

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今週はこの形でいってしまおう。
今日は二本。

3835号

4月10日(土)第二食

ぶりあら煮

引き続き、土曜日。

夜は、冷蔵庫に凍っているもので作ろう。

しばらく前に買って塩焼きで半分食べて、
凍らせておいたぶりのあら。
食べてしまわねば。

煮ようか。

レンジで解凍。

一応、煮魚なので、セオリー通り
霜降り。

薬缶に湯を沸かし、ざるにのせたぶりあらに
かける。
ひっくり返して、もう一度。

崩さぬように気を付けて、冷水で洗う。

煮魚もフライパンが便利。

しょうゆ、酒、砂糖と少しの水。
濃い甘辛。

煮立てて、味見。
アルミホイルをかぶせる。

弱火でOK。
7~8分が限度だが、5分くらいでよいだろう。

仕上げに、本みりんをまわし入れ、
一度沸騰させて出来上がり。

みりんというのは、たんぱく質の固める
働きがあるというので、最後に。

皿に盛り付け、出来上がり。

こんなものでも、いや、こんなものが、
うまい、のである。


4月11日(日)第一食

浅草そば尾張屋本店

日曜日、天気もよく暖かい。

今日の、第一食は、いろいろ考えあぐねて、
浅草、尾張屋に行こうと決めた。

もちろん、一杯やる。
上天そばで。

ちょっとずれて、15時頃。
ここもやっぱり“通し”でやっている。

いつのも雷門通りの本店。

入るとさすがにお客は二組ほど。
浅草も、今日も観光客はいるにはいるが、時刻が
ずれているからであろう。

左側壁際の断腸亭永井荷風先生の指定席ではなく、
反対側の一番奥へ案内される。

掛けて、お姐さんにお酒、ぬる燗と上天そば。

大関ですか、笹の川ですか、八海山ですか?。
笹の川というのは知らないが、
ぬる燗とはいえ、八海山は燗にはしないでしょう!?。

ここのお姐さんはこういうところがある。
もちろん、大関でよい。

ガラス瓶の一合徳利、ぬる燗。
用意をしてあるのか、すぐにきた。

おそばもすぐでいいですか、とお姐さん。
はい、お願いします。

さすがにこれを聞いてくれる。
呑んでいても、なにも聞かずに、どんどん持ってくる
某老舗でもあるくらい。
こういう気が使えるのが、東京の蕎麦やで
あったはずである。

天ぷらそばでももちろん、酒が呑める。

きた。

大きな海老天が二本。
これが、ここの上天ぷら。

そばがのびるので、呑みながら先にそばから
勢いよく手繰る。

ここのつゆはちょっと色が薄いが、甘さは強くなく
きりっとしたもの。
しょうゆの勝ったものではないが、これも
江戸前の味であろう。

そばを平らげて、柔らかくなった天ぷらへ。

うまいもんである。

呑み終わり、食べ終わり、
立つ。

入口の帳場で勘定をして、出る。

ご馳走様でした。

 

台東区浅草1-7-1
03-3845-4500

 

 

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