浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



元浅草ラーメン稲荷屋/油そば

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週が明けたが、今日は二本。

3836号

4月12日(月)第一食

元浅草ラーメン稲荷屋

昼はどうも、ラーメン、そば、ご飯ものの
ローテーション。

今日は、ラーメン、ご近所[稲荷屋]

しようか。

ラーメンやというのは、昼と夜の間に
休むところもあるが、ここは通しでやっている。

徒歩で出る。
元浅草でも南側の拙亭から、北端浅草通り沿いの
[稲荷屋]までは、ぶらぶら歩いても5~6分。
天気もよく、ぽかぽか。

やはり2時近く。
この時刻でもけっこう人は多い。

むろん、メニューは覚えている。
ノーマルなしょうゆにしようと考えてきた。
細麺か、太麺を選ばなければいけない。
券売機のまえで一瞬考える。

細麺、かな。

ここのノーマルなしょうゆはフレンチの
コンソメスープのよう。

きた。

最近はどこもそうだが、きれいに盛り付ける
ものである。

特大のチャーシュー。
低温調理、なのであろう。

刻みねぎ、かいわれ、海苔。

アップ。

細麺とはいえ、博多ラーメンほどの細さ
ではない。
気持ち細め、程度。

スープ。
やはり、この一杯はこのスープに尽きるであろう。
コンソメスープと書いたが、しょうゆ、は、入っている
のであろうが、こくの深い、味わい深いもの。
他にはやはりなかろう。

流石のもの。

うまかった。
ご馳走様です。

台東区元浅草2-10-13 島田ビル 1F
03-3841-9990

4月13日(火)第一食

仲御徒町油そば・炙ら家

さて、油そば、で、ある。

皆様も一度くらいは食べたことがある
と思われる。

私もそこそこ数は食べていると思うのだが、
大好物かと言われれば、そうでもない。
やはり、ラーメン、つけ麺には及ばない。

ともあれ、近所ともいってもよい仲御徒町
春日通り沿い。
多慶屋の交差点から少し、新御徒町寄り、
南側。
先日の[ラッフルズカリー]の隣。

実は[ラッフルズカリー]へカレーを食いに
行こうと思ったのである。
店の前まできて、
あ、そう、ここ入ったことなかった、
入ってみるか、と、切り替えた、のである。

油そばが、看板。[炙らや]はチュラヤと読む。
できたのは少し前だが、油そばが特に
好きでもなかったので、入ったことが
なかった。

やはり1時台、男性サラリーマン二人。
男の昼めし。

隣と同様、カウンターだけ。
入り、食券を買う。
油そばだけ、カレーやらいろんな味もある。
まあ、ノーマルな、油そば

ちょっと焦げめのついた大きなチャーシュー。
長いメンマ、青みは水菜か。

アップ。

ちょっと縮れ、丸い中太麺、といった感じか。

味は?。
胡麻油が強い印象。
たれ自体は、ちょっとあまめか。

油、あるいは脂にしょうゆなどの
調味料の入ったたれ、だけで食べる、
和えそば、ということになるのであろう。
つまり、麺と油たれだけの味。

味を作る、決める、というのは、そうそう
簡単なことではないと思われる。

と、いうことは、そうそう、味の範囲は
広くはない、のではなかろうか。
つまり、なかなか特徴が出しずらいのか。

魚粉などはよくまぶされていると思うが、
その他の油だったり、辛み、調味料、などを
足せば味は変わるがまあ、知れている。
予想した程度の味にしかならない。

難しいものである。

 

炙ら家

台東区台東4-29-10 第二さたけビル1階

 

 

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