浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



浅草・中華料理・ぼたん 五反田・路麺・二月堂

dancyotei2018-07-08

今日はちょっと半端だが書いておきたいものを
二つ。




7月2日(月)夜


月曜日。


例によって栃木からスペーシア
浅草まで帰ってきた。


なにを食べようか考えて、
今日は、町中華[ぼたん]に決めた。


[ぼたん]は東武浅草の北口ガードのすぐ西側。


18時すぎ。


多少早い時刻か。


入ると、比較的すいている。


店は広くもないが、席数は意外に多いかもしれぬ。


カウンターは10弱、テーブルは5卓で20はあるか。


カウンターもあいているが、一番手前に掛ける。


いつもカウンターも奥に掛けることが多いので
向こう側の厨房も違う風景が見える。


この手前側は、今はお内儀(かみ)さんのよう。
中華鍋を振っている。


ここはご店主、お内儀さん、息子さんの三人が
調理をしているよう。


いつも奥が息子さん、中央がご店主、手前がお内儀さん。


まだ混んでいない時刻だからか、ご主人は不在のよう。


頼んだのは、天津飯



ビールはなし。


この天津飯がまた、うまい、のである。


天津飯のあんかけは、基本、甘酢なのであるが
ここのは酸味はそうとう抑え目。


毎度書いているが日本人の男は酸味を感じる
舌の味蕾が多く酸っぱいものに弱いのである。
ご多分にもれず私も。


玉子にはカニは入っていないが、
それでも十分にうまい。


飯に合うあんで掻っ込む。


うまかった、うまかった。
ご馳走様です。







03-3841-5040
台東区花川戸1-8-1




さて、もう一つ。



7月5日(木)昼



一度書いているが、五反田のオフィスそばの
路麺[二月堂]


盛が、とにかく“半端ない”のであるが、
雨風強い中、同僚とともに、久しぶりにきた。


カレーのつけ。



天面から撮っているので今一つわかりにくい
かもしれぬが、この普通盛でも、一般の2倍〜3倍
は軽くある。


そして、カレーのつけつゆからはみ出ている
ぶ厚い豚肉のスライスをご覧あれ。


先日、冷やし肉そば、ヒヤニクを書いたが、
やっぱりこういう存在感のある豚肉がまた、
うまい。


そして、なぜかやっぱり豚肉はそばに合う、
と思う、のである。


そして、豚肉もカレーも舌が火傷をするほど、
熱い。


慌てて口に運び、豚肉の脂身を上唇に
触れさせてしまい、火傷をしてしまったくらい。


超大盛が有名で際物(きわもの)の蕎麦メニュー
もたくさん揃えるこの店だが、熱いものは
熱くして出す、という、ちゃんとしているところが
只者ではない。


そばマニアの方にはカレー南蛮や
カレーのつけはなどは、邪道と思われている
かと思うが、なんのなんの、うまいものは
うまいのである。


これは、うどんもさることながら、
そばだからよいというものもある。


特につけはうどんでは似合わなかろう。


うまかった、うまかった。


満腹、満腹。


ご馳走様でした。



ここにくると元気になる。








03-3495-6345
品川区西五反田2-6-3