浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



連休いろいろ その1

dancyotei2018-05-06

さて。

連休もお仕舞。

皆様はどんなお休みをすごされたであろうか。

私はといえば、連休の少し前から急に発生した

足腰の激痛、診断は確定されていないが、軽度の

椎間板ヘルニアからの神経の痛みであろう、とのこと。

それで、この休みは、毎年していた普段いけない

ラーメンや巡りもやめて、一日だけ芝居を観に行ったが、

それ以外はほぼ家で安静することになった。

まあ、年を取ると様々なところにガタがくる、という

ことであろう。

連休少し前からになるが、バラバラとしたもの

書いてみたい。

4月22日(日)夜

日曜日、夜。

内儀(かみ)さんと、東武浅草駅ガードの

中華[ぼたん]

日曜日の浅草というのは、ここに限らないが

家族で食べにくる常連の地元の人々というのが、

少なくない。

満席の居酒屋状態。

カウンターに座り、ビールをもらって、

餃子。

ちょっと小ぶりなもの。

ご飯なしのかに玉。

かに玉というのは、うまいものである。

好物といってよい。

ラーメンはここはなにがうまいのか。

セットのしょうゆラーメンは食べたことがあるが、

皆さんの頼んでいるのを聞いていると、

どうも塩バターというのが、耳に入ってきたので

頼んでみた。

とてもノーマルな感じの塩バター。

次。

4月24日(火)夜

この日は通院のため休み。

夜は、自作の豚生姜焼き。

少し前に比べ、キャベツが安くなった。

厚めの豚ロース。

片面に塩胡椒、両面に小麦粉を振って、焼く。

両面焼いたら、生姜じょうゆを合わせ、

軽く煮詰めて、出来上がり。

生姜じょうゆは、皮のままの生姜をおろし、

酒としょうゆ。

4月27日(金)夜。

カレー。

スープカレーのようなものが食べたくなって

作ったのだが、ちょっと意図通りのものができなかった。

肉は豚バラ塊を一口に切ったもの。

玉ねぎスライス、にんにく、生姜みじん切りとともに炒める。

ローリエクローブのホールを加えさらに炒め、

少量の水を加え、カレー粉(S&B赤缶)をからめる。

そのまま圧力鍋に移し、トマト缶カットのもの1缶、

再度カレー粉、レッドペッパーも加え煮込む。

加圧5分、放置20分。

煮込み完了。

塩、コンソメを入れ軽く煮込み

出来上がり、である。

これはこれでカレーとしては成立しているのだが、

目指したのはサラサラ、なのだが、とろみがつきすぎて

しまった。原因は全体量に対して、トマト缶1缶は多かった。

さて、次。

4月28日(土)昼

大阪風お好み焼き。

NHKの朝ドラで毎日のように出てくるので

食べたくなった。

大阪風お好み焼きというのは、うまいものである。

東京のものとはくらべものにならない。

このところ大阪で本場のものを食べるようになって、

そう思うようになった。

問題は、配合。

まあ、レシピである。

生地には小麦粉、水(だし)、その他、山芋、

ベーキングパウダー、そんなものが入るのか。

そして、その割合。

つまり生地の、ゆるさ、かたさ。

どういう仕上がりにしたいのか、どうなればうまいのか、

ということにもよるのだろうが、このゆるさ、かたさが

大きな問題、である。

大阪でもいろいろなものがあることも、

少しわかってきた。

以前から疑問に思ってきたのは、火の通り方。

大阪のお好み焼きというのは、厚い。

あの厚みで、小麦粉が固まるまで完全に

火が通るはずがない、ということ。

実際、先日食べた[風月]

のものも、たこ焼きなどでもそういうところがあるが、

中は火は完全に通らずトロっとしている。

これが大多数なのか、そうでない火が通っているもの

もあるような気もするが、少なくとも“トロっ”状態

でも大阪風お好み焼きでは、あり、であることは

わかってきた。

あの厚みで完全に火を通すのは正直、私には

どうすればよいのかわからない。

ということで、今日はトロっで、配合を調べてみる。

3枚分で125g、だし150cc?。









つづく