浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



断腸亭の夏休み「セイシェル」その8

dancyotei2014-08-28



引き続き、セイシェル三日目。

夕飯。

夕飯は、やっぱり朝飯を食べている、
隣のレストラン。

夜はコース料理。

二種類あって、セット料金で食べられる魚のコーストと
追加金額を払うと食べられるロブスターのコースの二つ。

二人なので、一つをロブスターのコースに
することにする。

呑み物は相変わらず、最初はビールで途中から白ワイン。

スープ。

 


どちらもビシソワーズのような冷製スープ。

上が白身の魚で、下がロブスターが入っている。

次。

片方は、魚介のマリネといってよいのか。


海老と白身の魚。フレンチドレッシングで和えてある。
緑の葉っぱは、クレソン。セイシェルで作られているようである。
さわやかでうまい。

海老のスープのようなもの。


トマトベースで、ロブスターではなく中型の頭付きの海老と
白身魚が入っている。
添えられているのはバケットにチーズを塗って焼いたもの。

昨日の夜にうまいうまいと、飲んでた赤いスープと
限りなく近いものである。
もしかして使いまわし?、いや、このレストランの定番か。

中間のデザート。


マンゴーのシャーベット。


さて、いよいよメイン。

一方は、カレー。


このレストランでなん度も食べているのと
同じものであろう。
入っているのはチキン。
ビリヤニ(インド風炊き込みご飯)、豆のスープ付きも同じ。

そして、ロブスター。


なかなかにデカイ。

ライムが添えられ、クレオール風炊き込みご飯も。

赤いソースは、これもクレオールソースと呼ばれていたが、
トマトソース。

ロブスターといっているが、まあ、日本語でいえば、
伊勢海老であろう。

狭義にはハサミのある大きなザリガニ、フランス語でいう
オマールエビを指すのであろうが、ざっくり大型の海老は
英語はすべてロブスターで済ませてしまう。

半分に切って焼いてあるだけ。
これは、ヘンに料理されるよりもうれしい。
なにかわからぬがハーブをまぶして、軽く塩をしてはあるよう。

ソースをつけてもよいが、そのままがうまい。

今回のダイビングでは見られていないが、
モルジブなどにもたくさんいるので、同じインド洋で
セイシェルにもたくさんいるのであろう。

とても贅沢であるが、南の島はこれがよい。
むろん、日本にも伊勢海老はいるが、
そうそう口に入るものではない。

デザート。


チョコレートケーキとバニラアイス。

ご馳走様でした。
大満足。

さて。

翌朝。四日目。

朝飯は、かわらず。

生野菜にベーコン、ハッシュポテト、チキンのカレーなど。
量は控えめに。

11時のダイビングボート出航まで少し時間があったので
朝飯に出たついでに今朝はちょっと寄り道。

このリゾートにはセイシェル世界遺産アルタブラゾウガメが
飼育されている。
これを見に行こう。

歩いても行けるが、途中、走っているバギーに乗っけてもらって
送ってもらった。

アルダブラというのは、セイシェルなのだがこのマヘ島から
遥か西方、1100kmで、むしろアフリカ、タンザニアの方が
近い、にある巨大な環礁の島。
以前はセイシェルの他の島にも生息していたようだが、
人間による乱獲で20世紀には絶滅しているという。

アルダブラ環礁は世界自然遺産になっており、
今は10万頭程度が生息したという。

長さが1m程度であろうか、確かに、大きい。

ただ、こやつら見ていても、ほとんど動かないので、
たいしておもしろいものではない。

部屋に戻り、準備をしダイビングに向かう。

滅多にいないのだが、レジャー(観光客)用の釣り船のよう。

やはり、同じテルネ湾。

入ると、すぐにもうお馴染みの鯵(?)の群れ。

 

 


ハタの仲間のよう。


つづく。