浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



断腸亭パリへいく。 その1

dancyotei2013-05-05



4月25日(土)〜

さて。

連休。
皆様はどのようにすごされたであろうか。
表題の通り、この連休、私は内儀(かみ)さんとともに、
フランスのパリへ行ってきた。

パリは初めて。
仕事でも、プライベートでもない。

なぜパリ、なのか。
今まで、ヨーロッパの街というのはあえて、行かないように
していた。しかし、昨年の夏、ローマへ初めて行ってみた。
これが私にとって、ヨーロッパ解禁。
それに続いて、というわけである。
離日は連休初日の25日の土曜日。
帰国は3日の金曜日と一週間であった。
初めてのパリ。
寒さや、いくばくかのトラブルもある、珍道中。
さてさて、どんな旅か。
乞うご期待。


往路は、成田11時発のJAL
JALの国際線に乗るのは初めてである。
成田からパリまで、12時間程度。
機内サービスはさすがによい。
(3〜4割は日本語が通じるのが、よいのだが。)
日本映画は数が多いし、往復でいくつかある
オーディオの落語チャンネルはすべて聴き尽した。
機内食その1。



お洒落で味もよい。



二食目。

モスバーガー
モスのてりやき。
パリ、シャルル・ドゴール(CDG)空港着は
17時前の夕方。
空港から出ると、どんよりと曇り空。



気温は11℃と随分と寒い。

この時期のパリはこんなものであろうか。
幸い、ウインドブレーカーを持ってきたので
セーターの上にきっちりと着込む。
ホテルはパリでもオペラ座のそば。
オペラ座直行のバスに乗る。




市内に入ると、アパルトマン、というのであろうか、
さすがにクラシックな街並。
一時間もかからずオペラ座、到着。



この写真、左側がオペラ座、なのであるが、、
他の建物は皆同じようなデザイン。
地図を取り出してみるが、道の位置関係が
さっぱりわからない。
つまり、どっちを向いているのか。
滞在中ずっとホテルは一緒だったので、
この界隈の地理が段々にわかってきたのではあるが、
パリに行かれたことがある方はご存知のように
このあたりは広場を中心に放射状に道が通っている。
これが道をわかりずらくしている。



より大きな地図で 断腸亭料理日記・パリへ行く(1) L'Opera Garnier を表示



距離はわずかなのだが、ぐるぐるまわって、やっとホテルに着いた。
ホテルは[Westminster]
四つ星。
(ビジネス利用も含めて、比較的日本人の利用が多いよう。
特段にサービスがよいということはないが、
さすがにパリの中心部、安くもない。)
荷物を置いて、飯に出る。
近くのレストランを捜してみる。
初日なので、目に付いたところに入ってみる。
入ってみると、英米人向けの店のよう。
お客もそんな感じ。
お姐さんの英語が妙にうまい。
ここでもやっぱり、ビール。
私はハイネケンで、内儀さんLaffeというベルギービール



前菜と、メイン一品ずつ。
私はマッシュポテトのフライもの。


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ようは、ポテトコロッケ。
こんなものでもさすがにパリ、味はよい。
内儀さんは魚介。



メインはステーキ。



私はサーロインで内儀さんはアヒル
付いているソースは見た目はアメリカっぽい
グレービーのようだが、酸味のあるドレッシングで
なかなかうまい。
付け合わせのにんじんとねぎ。
バターでソテーしただけ?のもののようだが、こんなものも
うまい。
だが、ポテトが山盛り。
ポテトもうまいのだが、この量は、やはり多い。
やはり、こちらでは一皿だけでよさそう。

ホテルへ戻り、すぐに就寝。