9月17日(水)夜
富山出張、で、ある。
朝早いので、前泊。
富山というのは、子供の頃、叔父が住んでいたことがあり、
遊びにきたことがあるきりで、それ以来であるから、
40年近くきていない。
前日入りということは、富山でうまいものが食える、
ということ。
富山といえば、富山湾の魚。
とくれば、鮨であろうということで、
事前に鮨やを探してみた。
例の有名、出張食い倒れ日記、に書かれていた店に目がとまった。
鮨 難波、という、富山市の中心部から離れているが
中心部の鮨やよりも、よさそう。
ここに決めた。
翌日の仕事の関係で、レンタカー。
6時過ぎ、ホテルに一度チェックインし、
再び車で出る。
富山空港から、ホテルまでくるのに道に迷ってしまった。
レンタカーには今、普通にカーナビが装備されている。
どうも、私はカーナビというのに馴染めない。
まあ、自家用車に付けていないので慣れていないということ
なのであろうが、地図上で示されている曲がるはずの交差点と、
実際の交差点が感覚的に、一致しない。なん度も曲がりそこね、
同じところをぐるぐると回ってしまった。
やはり、私の場合、地図を頭に入れ、走るのが性に合っている。
ともあれ。
一応TELを入れ、向う。
(ここに行くのにも、また迷ってしまった。)
幹線道路から、少し入ったところにある、一軒家。
店の表は、ちょっとお洒落にできている。
比較的できて新しいのかもしれない。
入ると、カウンターに案内される。
店内も、黒い石のつけ台など、落ち着いており、
なかなかお洒落。
板さんは、ご主人らしい方と、もう一人。
座敷などもあるようで、こちらは、家族連れなどで
一杯。
お通し。
紅ずわい蟹の、蟹みそ和え。
私は、本来、蟹、というのは、あまり好みではない。
特にみそは、独特の生ぐささが、だめなのだが、
これは、うまい。
新鮮なのかもしれない。
カウンターに置かれていた、品書き。
馴染みのない、名前もちらほらとある。
車できたので、お茶なのだが、刺身を少し切ってもらう。
白身、二品。
キジハタ(左)と、アラ(右)、だ、そうな。
まったく、私は初めて、で、ある。
毎度引かせていただいている、
「ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑」