7月31日(土)夜
今日は、隅田川の花火大会であった。
拙亭は厩橋と駒形橋の間の第2会場の真西。もちろん、マンションである。
このあたりのマンションは、隅田川向きの部屋から売れていく。
我々の場合、ぼやぼやしているうちに、売れてしまい、
残念ながら、隅田川とはマンションの中でも反対の西南向きの部屋。
しかし、南向きの窓から乗り出し、左を見ると、どうにか花火は見える。
川まで1km程度のため、音はかなり大きく聞こえる。
毎年、道に出たり(道に出ればよく見える。)、
窓から乗り出して見ている。
しかし、花火というもの、東京下町では、各区で模様される。
葛飾は柴又、江戸川は、対岸の市川市と合同で森下。
足立は、千住、、などなど、かなりの花火好きである。
花火は、一瞬のうちに、蕩尽する。
特に、隅田川の上げ方は、これでもか、というくらい、
気持ちよく、夏の夜に、上げ尽くす。
よいものである。
さて、呑んで、夜中に、腹が減った。
飯を炊いて、カレーを作る。
今日は、欧風カレー。ニューキャッスルの影響である。
たまねぎ1個半、にんにく、しょうが各大さじ1、微塵切り。
レンジで加熱で下拵え。
インドカレー同様、この後、狐色まで炒めるのであるが
ちと、手抜きをしてみる。
水を加え、ミキサーで、粉砕する。
いわゆるホワイトソースである。
小麦粉、半カップほどを
サラダオイルで、よく、炒める。
(本来は、バターであるが、少し、カロリーを考えた。)
油の量は適当である。何回も失敗している。
かなり、多めにする。少ないと、固まってダンゴになってしまう。
多い方に振れる分には、大きな失敗はない。
ミキサーで粉砕した、たまねぎを、テフロンのフライパンに移し、
油を加え、少し炒め、スパイスを加えていく。
インドカレー同様、個々のスパイスも入れるが、欧風カレーでは
いわゆるカレー粉(S&Bの赤缶)を多くする。
(赤缶だけでも可であるが、それだけの味になってしまう。)
炒めながら、よく練り合わせる。
これを、鍋に移し、トマト水煮(カットしたもの)を入れ、加熱。
ここで、塩。ローリエ二枚。
フライパンのベシャメルソースはお湯で伸ばしていく、、、が
これも、手抜き。
本来は、温度を合わせながら、ゆっくり伸ばし、
適当なところで、裏ごし、ダマを取るのだが、
少しお湯を入れ、またまた、ミキサーにかけて、
粉砕してみる。
少し、ツブツブはあるが、まあ、許容値であろう。
鍋に合わせる。
肉を焼く。冷蔵庫にあった鶏肉。
塩コショウをし、ここでは、バターを使ってみる。
焦げ目を付け、鍋に入れる。
ブイオンを二個。ウスターソース。
欧風カレーはウスターソースである。これは、少し多め。
さらに、チャツネ、、と、すりおろしりんご、、であるが
これも、割愛。
かわりに、冷蔵庫にあった、イチゴジャムとマーマレードジャムを入れてみる。
すりおろしりんごは、かなり、甘くなる。
後は、煮込む。
味見。たまねぎを炒めていないからか、
味がなかなか、溶け合わないような気がする。
また、トマトも煮崩れてきた方がよい。
水煮ではなく、ピューレの方がよかった、、。
ベシャメルソースが入っているため、
とろみが強く、かき混ぜながらでなければ、
焦げ付いてしまう。
前半、手抜きをした、報いか、、。
作っているうちに、腹がいっぱいになってしまった、、。
眠くなった。火を止め、寝てしまう。
翌、朝。
おお、だいぶ馴染んでいる。
味見。
昨晩は、トマトの酸味が立っていたが
かなり、こなれている。
そこそこ、うまいものができた。
やはり、りんごはなし、もしくは、少量でよかろう。