4月4日(土)第一食
以前は、ドライカレーといえば、カレー味のチャーハンであった。
だが、今は挽肉の比較的水分が少なく、インドのキーマカレーほど
スパイスが立たない、どちらかといえば欧風に近いカレーを
ドライカレーと言うようになってきたようである。
と、いうことで、ドライカレー。
カレーが食いたくなったのだが、ちょっと目先を変えて
みたくなったのである。
簡単だが、そこそこうまい、それらしいものができる。
挽肉は合挽が冷凍庫に凍っているのでこれを解凍しておく。
それ以外の材料買い出し。
切れていた、玉ねぎ、にんにく、生姜も。
生姜というのは、野菜室に入れておいてもすぐにわるくなる。
スパイスコーナーで、S&Bのガラムマサラ
というのを見つけた。
ガラムマサラというのは、ようはインドのスパイスミックス。
家庭ごとに、あるいは材料ごとにあったりすると聞く。
各スパイスの割合が違うのであろう。
ともあれ、ターメリックが入っていないカレー粉といっても
よいのではなかろうか。
買ってみるか。これを使ってみよう。
作る。
まずは、玉ねぎ一個みじん切り。
これは例によって、みじん切り器。
にんにく、生姜も、みじん切り器に入れて一緒にみじん切り。
少量であれば包丁でよいが、このくらいの量であれば、
みじん切り器は便利。
油を混ぜ込み、これも例によってレンジで下拵え。
時折かき混ぜながら、10分+5分。計15分。
あと5分、計20分で狐色手前まで行くが、今日はここまで。
こんな感じ。
フライパンに挽肉。
脂が出るまで、よく炒める。
玉ねぎを合流。
合わせてしっかり炒める。
ここにホールのスパイス。
カレー粉S&B赤缶、買ってきたガラムマサラ。
量は、全体に行き渡る程度、しっかり。
よく和える。
トマト缶カット。
様子をみながら、大さじ2~3くらいで
あろうか。。
トマトは入れすぎに注意。赤くなってしまう。
水これも適量。
この量は、足りなければ足せばよいのでテキトウで
よいだろう。
コンソメ1個を入れ、ケチャップ、ウスターソース。
これもそれぞれ大さじ半分程度。
弱火で煮込みながら、煮詰める。
トマトの形がなくなるくらいまでがよいが、
手早く作りたければ、まあ、そこまで
気にしなくてもよいかもしれぬ。
煮詰まってきたら、味をみながら塩。
あ、忘れていた。
レッドパッパー、小さじ2ほど。
これは好みだがちょっと辛めを目指す。
冷凍してあった飯をレンジ加熱。
皿に丸く盛り付ける。
これは市谷にあった[パク森]式。
かなり芸術的に丸くしていた。
丸くしたご飯の上に5mm程度の厚みでカレーをのせる。
付け合わせはピクルス。
細かく切る。
出来上がり。
アップ。
よし、よし。
なかなか
うまくできた。いくらでも食べられる。
簡単にできて、うまい。
このドライカレー、ポイントはなんであろうか。
やはり、煮詰めが足らないと、いけなかろう。
焦がさないように、この程度の粘度まで水分を飛ばすこと。
それから、ケチャップはなくてもよいのだが、
少量のウスターソース。
あまり入れすぎると、ウスターソースの味に
なってしまうので、気を付けなければいけないが、
ウスターソースというのは、野菜などの旨味が入った
欧風スパイスミックス。
欧風カレーらしい風味が簡単に加わる、のである。
ともあれ、今日は上出来であった。