5月6日(木)夜
連休明け初日、今日は一日眠かった。
早めに、帰宅。
帰りにスーパー(赤札堂)に寄って、買い物。
生鰹節を買う。
生鰹節(なまりぶし)。鰹を蒸した(茹でた?)ものである。
前回、「池波正太郎のそうざい料理帖」(平凡社)から
ポテトフライを作ったが、今日は生鰹節。
この季節のものである。
池波正太郎先生は
「東京下町に住み暮らす人々のなつかしい惣菜でもあった。」
と、書かれている。
なまり(生鰹節というよりも、筆者には、こう呼んだ方がピッタリくる。)、
これも、筆者、子供の頃からあまり好きなものではなかった。
家でも、やはり、祖父、父が好きで、よく出ていたが
しょうがじょうゆ食べていた。
基本的に、パサパサしたもので、子供が好きなものでもない。
(池波先生は、子供の頃から好きであったようだが、、。)
私にとっては、しょうがじょうゆ、というのも、
いけなかったように思う。
甘酢で食べる、というのも知らなかった。
父は、とにかく、甘いのが、嫌いだった。
煮物にも砂糖はおろか、みりんすら入れさせなかった。
前に出た、鰈の煮付けの味である。
なまりは、一口大に割いて、甘酢をかける。
これだけである。(針しょうがを載せてもいいようである。)
なるほど、これなら食える。
そこそこ、うまいじゃないか。
脂も少しある。
今日は、これと、枝豆、谷中しょうが、らっきょう。
ビール。
谷中しょうがは、味噌(信州味噌)を付けてガリガリ食う。
枝豆はまだ出回っていないので、冷凍ものを流水解凍したもの。
(すべて、火を使っていない、どころではなく、出しただけである、、。)
居酒屋メニューというのか、初夏の東京下町、親父晩酌メニューというのか
まあ、これで、充分。
最後に、飯を食おうと思ったが、冷や飯を妻に食われてしまい、
買い置きの冷凍ピラフ。