浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



豚肉のトマトパスタ

dancyotei2008-01-07

1月4日(木)深夜


今年の正月は、鴨と、雑煮、それから、
市谷の鮨や、鮨太鼓で買ったおせちを、
内儀(かみ)さんとともに、ひたすら食べる、
という状態であった。


なんとか、食べ終わり、も見えてきて、なんとなくひと安心。


そろそろよいであろう。
やはり、おきまりであるが、洋風のもの、肉、が食べたい。


それも、なぜだか、スパゲティーミートソース、
の、ようなもの、が食べたい。


ひき肉はないが、冷凍庫に豚ロースのスライスがあるので、
これで、近いものが、できないか、、、。


細く切って、ポークソテーのようなところに、
トマトソースを入れてみたらどうだろうか。


作る。


まずは、肉の解凍。
レンジで半解凍し、放置。


トマトソースを作る。


にんにくをスライスし、オリーブオイルで炒め、
トマト缶カットを一缶と、水を缶に半分ほど入れ、
ローレル数枚。
煮込む。


ローレルを入れたのは、豚肉には、入れた方がよいかな?
と、思ったからであるが、たいした根拠は、ない。


解凍した、豚ロースのスライス。


これを短冊に切る。


フライパンに、オリーブオイルを敷き、焼く。
焦げ目が付いたら、ブランデーを入れ、フランベ。


このブランデーは、浅草寿のとんかつや、すぎ田の
ポークソテーを思い出したからだ。
すぎ田ポークソテーは、ブランデーが入っていた。


塩胡椒。


トマトソースをみる。


適度に煮詰まっている。
いいだろう。
これも、塩胡椒。


パスタを茹でるための、湯を沸かす。


煮立ったところで、パスタ(スパゲティー)を入れる。


パスタが茹で上がるのを見計らって、
豚肉のフライパンに、トマトソースを入れ
ソースとして、からめる。


よいかな。


パスタを皿に盛り、ソースをかける。


上から、たっぷりと、パルメザンチーズ。
これは、“たっぷり”が、よさそう。





みてくれは、今ひとつの感じかも知れぬが、
なかなか、うまいものができた。


こってりめだが、ヘビーすぎない。
ロースで、オリーブオイルだからだろう。


正月明けの、久々の洋風料理に、こんなのも、
よいだろう。