浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



立ち喰い鮨・浅草まぐろ人・雷門出張所

4585号

6月16日(日)第一食

さて。鮨を喰おう。

今、私が鮨やに行くとすると、ここか、浅草[弁天山美家古寿司]
に収束している。

近く、ということは大きな要因の一つ。
だが、むろん、この二軒を比べるのは違っている。

[浅草まぐろ人]は格安とは言わないだろうが、
まあ、リーズナブル。ちょいと、入れる。
だが、ちゃんとしている。
なかなか今、こういう店はなかなか東京には
ないのではなかろうか。
もちろん、回転ずしと比べるのは大失礼。

先月は、雷門が一杯で、新仲の本店。

4月は雷門。

本店と立ち喰いでどれだけ値段が違うのか、
冷静に比べたことはないのだが、10%程度は違うのか。

今日も日は出ており、最高気温28.7℃(14時45分)。

先月は、どちらもかなり混んでいたが、今日は
どうであろうか。

きてみると、お!。偶然の僥倖!?。

雷門が、まったくお客なし。むろん界隈は外国人観光客で
ごった返している。

入って、カウンターの一番手前へ。

まずは、ビールをもらう。

そして、いつも通り、すみいかと白身

右、鯛と平目はなく、中、真子鰈。
むろん、平目は冬のもの。

この時期、やはり、鯛が脂がのってうまい。
すみいかも今、堅いかと思いきや、存外の柔らかさ。

次は、これ。

毎度お馴染み、
ほんものはどっちだ?。どっちがどっち?。

今日は、メモってきた。右が、かんぱち。左がしまあじ
どちらも、ぷりぷり。脂のりもよし。

なにか、今日は白身がやたらと充実している。
光物にたどり着かない。
左が、こち。まごち、めごち、などあるが、ただこち
というと、まごち。めごちはご存知、天ぷらにする。

まだまだ白身

右がふぐ。ぽん酢しょうゆにもみじおろし、ねぎ。
歯応えがよろしい。
左は、、、このへんから、怪しい。
いさき、、であったか。

やっと光物。

光物は、絶対に間違わぬので、安心。
鯵、鰯、小肌。

どれもうまいが、特に鯵がよい。

そして、〆鯖。

これもいつも通り、よろしい。

ビールを呑み終り、味噌汁とお茶。

浅利。

白子軍艦。

もう終わりだと思うが、うまい。

そして、これ。

はも。珍しいので頼んではみたが、これは酢飯には
合わない。堅い。

白魚。

これも、もう終わりであろう。北の方か。
うまい。

そして、やっぱり、看板のまぐろと、白身、残りの一種。

右は中とろ、中がヅケ。
中とろの、色のよさ。流石。味も格別。生であろう。
ヅケはうまみ豊富であまい。
そして、白身。これを忘れてしまった。この飴色、なにかの
昆布〆だったと思うのだが。

そして、いつも通り最後は、

鉄火巻
やっぱり、これも生、で、あろう。
これだけでも、価値がある。

あー、調子にのって、食べすぎてしまった。

勘定は、5000円台。

ご馳走様でした。
うまかった。

 

浅草まぐろ人

台東区雷門2-18-12
03-3847-7139

 

 

 

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