浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



小島町・うなぎ・やしま

dancyotei2006-02-27

2月25日(土)夜


夜。


これも、少し前から、食べたかった、うなぎ、で、ある。


新宿から、さらにいくつか用を足し、帰宅。
同じく外出していた妻が帰ってきた。


朝は、ねぎどんで、昼は、桂花。
夜は、うなぎ。
妻が、この食べ方は、ガテンのようだ、などという。


明日も仕事で、こう予定が詰まっていると、
うなぎでも食べなきゃやってられない。
そんな感じなのである。


遠くへ行くのも面倒。
拙亭直近の、やしま、で、ある。


天気がよいと、昼はだいぶ暖かいが、
日が暮れてくると、やはり、寒い。


土曜日のこのあたり(元浅草、小島町あたり)の店のお客は、
基本的には、近所の人々、で、ある。


6時前。
テーブルに、家族連れ、一組。


座敷に上がる。


ここの、襖の紅色(べにいろ)がよい。
日本橋宮川、牛込店のところでも書いたが、今、この色を見ていると、
なんとはなしに、落ち着くような気がするのは、なぜであろうか。
華やかであるが、落ち着いている。そして、粋な感じ。
よい色である。


今日は少し、呑もう。
焼鳥をつまみで頼む。そして、白焼き。


お酒は、お燗。
透明なガラスのお銚子の形をした1合瓶。
銘柄は、兵庫県明石の神鷹。
この店以外では、あまり見ないものだが、辛口でうまい。


いつものように辛しが添えられ、青海苔がふられた
味噌豆。



(この画像は、前回のものだが、味噌豆はいつも変わらない。)


そして、焼鳥。
値段が1本¥350と高いだけあって、
かなり大きい。
食べで、が、ある。


さらに、お酒を2本、追加。


白焼きのわさび醤油。





これがまた、甘く、堪らないうまさ、である。


最後に、うな重は、中。



いつもの通り、さっぱりとした、うまさ、である。


いい感じに酔っぱらって、帰宅。
と、同時に、また、すぐ寝てしまった。


満足、で、ある。





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