浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



トマトのスパゲティー/パルミジャーノのリゾット

7月に入った。雨が降りっぽい日が続くが、
今日は簡単なイタリアン二品。

7月2日(木)第一食/7月3日(金)第一食

今日は午前中から雨。午後になってやんできた。
最高気温22.7℃だが、これは0時53分で夜中。
12時は21.3℃で、肌寒いくらい。
どんより。

こんな日は、家にいようか。

さて、なにを食べよう。

たまには、スパゲティーにでもするか。

書いていないが、先日イタリアで買ってきた
パルミジャーノ・レッジャーノと、卵で、最近は、
カルボナーラをよく作っている。それでベーコンの塊も
いつも置いている。

これは少し前のもの。

カルボナーラばかりではやはり飽きるので
トマトのスパゲティーにでもしようか。

幸い、トマト缶もあった。

ヴェネツィアで内儀(かみ)さんが食べていたが
やっぱり、うまいかった。

トマトと塩とスパゲティー、オリーブオイル、
あとはチーズ、やっぱりパルミジャーノ・レッジャーノ
あたりが入っていたのか。

とてもシンプル。

だから、というべきか、なのに、というべきか、
驚くほどに、うまい。

Spaghetti al Pomodoro、スパゲティー・ポモドーロ。
トマトのスパゲティー。

手の込んだフレンチのソースや、珍しい魚介、肉、チーズ
などを使った料理もうまいとは思うが、こういうシンプルな
料理をうまいと思うのは、日本人だからであろうか。

にんにくくらいは入れようか。

大鍋に湯をわかしておく。

にんにく2欠片をほど芽を取ってみじん切りにし、
フライパンにオリーブオイルで炒める。

このあたりで、スパゲティーをゆで始める。

フライパンにカットのトマト缶、半分でよいか、
炒めながら、軽く煮詰める。
塩。

味見、OK。
パルミジャーノ・レッジャーノをおろす。

スパゲティーがゆだったら、湯を切って、
トマトソースのフライパンに。
和えて、皿へ。
上からおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを
まぶす。

出来上がり。

やっぱり、うまい。
別段、生のトマトから作らなくとも、
トマト缶でも十分うまい。
まったく、不思議、で、は、あるが。

翌日。
朝方、雨。その後、一日中曇り。

最高気温26.4℃(14時11分)。
湿気は多いが、蒸し暑いというほどではないか。

今日、思い付いたのは、リゾット。
冷蔵庫に、欧州スペインの米、バレンシア米がある。
ただ、これは種類のことで、採れたのは石川県。
つまり国産のバレンシア米。
冷蔵庫で保管してあるが、使わねば。

これも、やっぱりパルミジャーノ・レッジャーノの
リゾットにしようか。
Risotto al Parmigiano。

リゾットは、オリーブオイルで生米を炒めて、
コンソメで煮て、仕上げにチーズを入れる。

だが、最初の炒めがなかなか難しい。
炒めて油で透明になるまで、というが、これが
なかなか難しい。なかなかそこまでたどり着かない。
もちろん、焦がしてはいけない。
今日、思い付いたのは、軽く炒めて、レンジ加熱。
と、驚いた。きれいに透明になった。

まあ、そもそもこれで科学的にどういう状態に
米がなっているのか、それが出来具合にどう影響するのか
というのも、もう一つわかっていないのだが。

ともあれ、ここにキューブのコンソメと水。
煮立てて、弱火で煮る。

目安は20分ほど。
煮詰まったら、水を足す。

やっぱりリゾット、わかりずらい。
出来上がりのイメージもどうも一つではない。
例えばイタリアで食べても。
アルデンテなどにこだわらなくてもよい、ともいう。
ネバネバがあるものも、ないものもある。

日本のご飯であれば、正解、うまい炊き上がりとは
そうそうずれないと思うが。

ともあれ、ある程度水分がなくなり、食感の確認。
まだ、気持ち堅い。おろしておいたパルミジャーノ・
レッジャーノを混ぜ込み、火を止め置く。ここでバターも
あるが、今日はやめる。

置いておくだけで、日本のご飯なら蒸らし、にあたる
と思うが、米が水分を吸って、状態が随分と変わる。

味見。
ちょい、塩を足す。

先ほどよりも、なにか、それらしい感じになったか。
一先ず、ここで出来上がりにしようか。

皿へ。

こんな感じ。
ねばねばは、ほぼなし。
ほんの気持ち、アルデンテ。
米粒がしっかりして、なにか、プロっぽ仕上がり?。
もっと柔らかめのリゾットも先に書いたように
たくさんあると思うが、これはこれで上出来、
ではなかろうか。

 

 

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