
引き続き、イタリア、ジェノヴァ。
今日は、カルフールで買ったきたおかずとビールで夕飯。
カツレツと、カットレタスとモッツアレラ、細かく切った
小さなサイコロのパンチェッタ。
これだけでも、なんとなくそれらしくなる。
カツレツの断面はこんな感じ。
味も付いており、なにも付けなくても十分。
なにか青いものが入っていた。
ルッコラ?、イタリアンパセリ?、わからぬが。
こんな感じなのだが、十分うまい。
さすが。
日本でも、おもしろいのではなかろうか。
ノーマルな肉よりも日持ちもしそうだし。
さて、翌日。
明日ミラノへ移動で、今日一日は、ジェノヴァの探索。
夜は、例によって星付きレストランを予約をしてある。
では、ジェノヴァでなにを観るべきか。一日限りなので
厳選しなければならない。旧市街には世界遺産が一つ。
これ、まあ、簡単に言うと、ジェノヴァ貴族のお屋敷群。
「ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・
デイ・ロッリ制度」というのがその世界遺産の正式名称。
“レ・ストラーデ・ヌオーヴェ”は「新しい街路群」で
via garibaldi、ガリバリディ通り※と、なんとこの
アパートの前のバルビ通りも含まれるよう。(やはり
ここも新道なのである。)
で、これら新道に建つお屋敷群が、世界遺産ということ。
“パラッツィ・デイ・ロッリ”は「目録の宮殿群」という
意味らしく“ロッリ”は「迎賓館目録」とのこと。
これはちょっと説明が必要で、中世、ジェノヴァ共和国
には、外国の賓客をもてなす専用の迎賓館というものがなく、
貴族の家、館を迎賓館として登録し使っていた、と。
つまりそのリストに載っている建物とこの制度自体を
世界遺産として認定しているよう。
その中で、Palazzo Bianco、白の館(宮殿)と、
Palazzo Rosso、赤の館(宮殿)の二つが、そのガリバリディ
通りに斜向かいに建っており、これらを見ればまあ、
よいよう。(前に書いたが、このPalazzoは地図や
観光案内では宮殿と訳しているが、貴族の邸宅であり
宮殿とするのは、誤訳といってよい。ここは館ぐらいが
適切であろう。)
もちろん、ジェノヴァは、ヴェネツィアと地中海の覇を
競い、中世から栄えた都市なので、昨日の教会など、古く
素晴らしいものはたくさんある。ただ、ローマ、フィレンツェ、
ミラノ、ヴェネツィアなどに比べると日本人のイタリア
観光でジェノヴァにくる人は、あまりいない、か?。
観光客数でもジェノヴァは二番手集団のよう。
むろん見どころが少ないということではなく、一般受けが
しにくい、派手さがない、のかもしれぬ。
ともあれ。
ジェノヴァの旧市街というのは、一応歩こうと思えば歩ける、
のだが、実際、けっこう広い。地下鉄はあるが、一本のみ。
あとはバスだが、一日だけの観光客が使うにはハードルが
高い。
また、中心部といってよいところが、いくつかあるが
それらがちょっと分散しているといってもよいかもしれぬ。
従って、観光しずらい都市、のよう。
と、いうことで、とりあえず、世界遺産、赤、白の館へ
行くことにしよう。
その前に、港へ。
港湾都市、ジェノヴァでは港も観るべきであろう。
マーケットもあるよう。
今いるプレ地区からは、プリンシペ駅から地下鉄に乗って
二駅ほど、San Giorgio、サン・ジョルジョで降りれば
よさそう。ちなみにジェノヴァの地下鉄はこれ一本。
地下鉄=メトロ、metropolitana、メトロポリターナ、プリンシペ駅
9時頃。
この日は、火曜日、ウイークデーだがさほど混んではいない。
サン・ジョルジョ駅で降りる。
地図。
港側にこんな建物。
これが、パラッツォ・サン・ジョルジョ。
ちょっと珍しいのではなかろうか、ど派手なテーマパーク
の施設のよう。外側の壁のこれ皆、フレスコ画なのである。
今は、西リグリア海港湾局の本部、お役所が置かれている。
1260年完成の初期の建物は、ジェノヴァ共和国の政庁として
建設されたよう。
その後、様々な用途に使用されてきたが、15世紀、サン・
ジョルジョ銀行という共和国の銀行の本部となる。
今の建物の名前は、ここからのよう。
このサン・ジョルジョ銀行は欧州、および世界で最も
古い認可銀行の一つ、という。
ちなみに、このサン・ジョルジョ銀行はナポレオン侵攻まで
続いていたよう。
画はきれいになっているが、むろん修復されたもの。
やはり、このあたりが、古いジェノヴァ港の中心部で
あったよう。地区の名前もPorto Antico、ポルト・
アンティーコ、旧港という。
今は、この海側に大きなジェノヴァ水族館がある。
有名なようだが、なにもここまでにきて、水族館に
入ることもなかろう。これはスルー。
この陸側。
Piazza Caricamento、カリカメント広場があって、
石造りのアーケード街の市場がある。
これは「中世に作られた最も古い公共ポルティコ(柱廊)
の一つで、昔は船が直接このアーケードのそばまで
着岸していた」とのこと。壁がなく石造りのアーチ状の
アーケードがポルティコのよう。
名前はMercato di Sottoripa、ソトリッパ市場。
9時台でまだ朝であるが、ほぼ閉まっており、
一軒だけ開いていた、鮮魚店。
アップ。
東京人にはお馴染み黒い墨の付いたままの甲いか、すみいかが、
見える。ジェノヴァでも東京同様、洗わずに墨のまま流通している。
つづく
※またまた、google map の表記に物申さねばならない。
ジェノヴァのvia garibaldiが、ガルバリディ通りとなっている。
これは当然、イタリア統一に大功績のあったGiuseppe Garibaldi、
ジュゼッペ・ガリバルディを記念している。via garibaldiは
ジェノヴァだけでなく、ローマにも、先のヴェネツィア、パレルモ
等々、イタリア中にある。人名のGaribaldiは通常日本語では
ガリバルディと仮名表記をしているし、イタリア語の発音も
発音記号は[garibaldi]。ルは誤り、リが正しいと考える。
どうもgoogle mapでイタリア中の、via garibaldiを調べると、
ジェノヴァだけでなく皆、ガルバルディ表記になっているよう。
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