
引き続き、イタリア。
ヴェネツィアから、ジェノヴァまで鉄道で移動してきた。
夕方、ジェノヴァ・プリンシペ、Genova Principe駅に到着。
ジェノヴァの駅は二つ、ここと次のGenova Brignole、ブリニョーレ。
プリンシペ、principeは、イタリア語で王子、英語のprince。
駅前の広場がPiazza Principeというよう。
プリンシペ駅から出ると広場。
こんなものが建っている。
下に名前があるので、拡大。
Cristoforo Colombo、イタリア語でクリストーフォロ・コロンボ。
そう、クリストファー・コロンブス。
15世紀末、新大陸を発見した(ということになっている)。
この人、ジェノヴァの出身であったのである。
コロンブスは英語読み。
あの「刑事コロンボ」もドラマの設定はイタリア系でこの
イタリア語読みのコロンボ。
(完全に余談だが、アメリカの映画人にはコッポラだったり、
イタリア系が多いので、主演のピーター・フォークもてっきり
そうかと思っていたが、両親ともユダヤ系であった。)
いろんなところで銅像をちゃんと見るようにしているが、
こんな場所にあって、ジェノヴァでは通りの名前や広場の名前にも
なっているようなので、コロンブス、コロンボはジェノヴァで
とても尊敬されているといってよいのであろう。
だが、コロンブスはスペイン人かと思っていた?、少なくとも
スペインの船団として新大陸を発見していると聞いていた。
ジェノヴァ生まれのジェノヴァ人であったのはなぜであろう。
後でも触れると思うが、この当時、ジェノヴァ共和国と
スペイン王国はかなり仲がよかったよう。
さて。
ジェノヴァでの宿泊は、駅からも近い、ホテルとアパートの
中間といったところ。[HNN Luxury Suite]という。
チェックインをして一休み。
電磁調理器、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機など一通り完備。
コーヒーメーカーも必須。
北向き、なので、ちょっと暗い。
さて、夜。
ジェノヴァへきたわけは、最初に書いたが、
チンクェ・テッレ、Cinque Terreという世界遺産であり、
海岸の景勝地へ行ってみようと考えたから。
そこへの最寄の都市がジェノヴァであったから。
と、いうことで、ジェノヴァにどうしてもきたい
ということではなかった。
ただ、レストランは三日目だけ予約をしてある。
で、今夜はなにを食べようか。
googleで、地元の人に人気のレストラン、で、ヴェネツィアで
調べて、行ってみているが、意外に信用ができそうな
ことがわかってきた。日本ではgoogleのレストラン評価は
外国人が多くあまり信用はできないが。
と、いうことでやはり調べてみた。
すると、今滞在しているところのちょうど真正面にある
※[E Prie de ma]エ・プリーエ・デ・マーと
いうところが出てきた。
こんな近くで、うまいレストランなら、めっけもの。
行ってみようか。
本当ににここ、部屋の建物の通りをはさんだ目の前。
この通りは、駅から続くが、via Balbi、バルビ通りといって、
路線バスも通るが、ちょっと細く一方通行の通り。
Balbiは中世にこのあたりを開発した貴族の名前だそう。
7時15分頃、店に入る。
街の食堂といった趣き。
入ると、なかなかにぎわっている。
見た目よりも奥があり、席数は多い。
奥のテーブルヘ、案内される。
家族経営といった趣き。
メニューがくる。
写真を撮り忘れたので、定かではないが、英語で
あったと思う。
やっぱり近所の家族連れのお客も見える。
これは安心できそう。
まずは、ビールをもらう。
瓶ではないので、ブランドははっきりしないが、
グラスには、birra di sardegna 1912、と、読める。
調べるとIchnusa、イクヌーサ、というサルデーニャ島の
ビールのよう。ラガー。
イタリアでビールを頼むと、お洒落なところ以外は
普通、まず、ラガー、で、ある。
サルディーニャ島というのは、イタリア領の地中海の島。
ジェノヴァから真っ直ぐ南へ行くと、フランス領のコルシカ島
があって、その南。
サルディーニャの南東がシチリア島で、地中海で一番
大きいのがシチリアでその次がサルディーニャ。
ジェノヴァとサルディーニャとは多少の縁もあるよう。
注文は、反省を生かして少な目にしなければ。
お嬢さんにお薦めを聞く。
前菜は、魚介の盛り合わせ。
パスタは、やっぱりジェノヴェーゼ。
ここへきたら、これを食べねば。
これもノーマルではなく、お薦めの、あさり入りのもの。
内儀(かみ)さんは、ボローニャソースのラビオリ。
以上、これでいいだろう。
パンがきた。
魚介盛り合わせ。
ムール貝、あさり、海老。
右側の赤身の刺身のようなのは、鰹、で、あろうか、
燻製の薄切り、の、よう。
レモンを絞って、食べる。
ほぼ、ボイルのみか。
どれも、生ぐさいこともなく、普通にうまい。
つづく
※正確には、iは点が二つのトレマが付いた文字、aは上に
^アクサン・シルコンフレックスの付いた文字。
調べると、これはジェノヴァ(リグーリア)語で、
発音は、エ・プリーエ・デ・マー。意味は“海の石”。
ファブリツィオ・デ・アンドレというジェノヴァ近く出身の
国民的シンガーソングライターの30年ほど前の曲名から
付けられているよう。
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