浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



赤酢の酢飯で恵方巻

1月31日(土)夜

さて。
完全にねた元になってしまった、笠原氏。

今回もやはり、季節のもの。恵方巻

【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道

今では、コンビニなどの影響で日本国中に広まったが
節分に陰陽道でいうその年の恵方に向かって太い
巻き寿司を食べるという習慣。

笠原氏なども言っていたが、関西全域のものではなく、
少なくとも商人の街、大阪船場で行われていたもの、
という。
かなり限定的なものであったのかもしれぬ。

ものとしては、具沢山の太巻寿司。
これ自体はまったく珍しいものではなく、東京にも
あるし、やはり全国にあるものであろう。
いつからあったか。巻き寿司は海苔の養殖といわゆる
今の板海苔の発明によって生まれたと考えてよい
のであろう。
時期としては、明確にはわからないようだが、江戸中期
以前の江戸でできていたのか。
つまり、にぎりずしよりも前からあるものになる。
太巻は、お祭り寿司、などと呼ぶ地域もあり、
なんらかの祝祭の日のお祝いの食べ物と考えられる。
玉子焼きだったり、おぼろやら、その時、手に入る
贅沢で、子供に好まれる甘いものものを巻いたものが
太巻になっていったのであろう。

閑話休題

具を買いに、吉池に。
サーモンを使っていたが、私はまぐろ赤身に変更。
油揚げ。これ今回のポイント。
それから、きゅうり一本、大葉。
海苔、特上!。やはり海苔だけはできるだけよいもの
にしたい。まだあるが買い置きを含めて一袋。
こんな感じでいいか。

帰宅。

やはり、恵方巻、まあ太巻もそうだが基本甘い。
しょうゆをつけて食べるものではない。
それを今回は甘辛に煮た油揚げ。

下拵え。

揚げは最初にお湯で煮出して、油抜き。

これをしょうゆ、酒、みりん、水に、
落としぶたをし、煮る。
ある程度煮詰まったら、置いておく。

マグロ。

バチマグロ。

きゅうり一本はシャキッとさせるために
水に漬けておく。

そうそう、忘れてはいけない、全体を濡らし、
箍のゆるんだ飯台の糸底(反対側)に水を張って
置いておく。

夜、作る。

まずは、米二合を研いで、カタメモードでスイッチオン。

具の準備。
きゅうりは長く切って、種の部分は切る。
大葉は、軸を切り半分に。
まぐろも長く切る。
煮た油揚げは短冊に切る。

こんな感じ。

これで準備完了。

炊飯器が切れたら、7分蒸らし。
酢はいつも通り赤酢ベース。
赤酢に穀物酢、8:2程度の割合で飯1合に40cc。

7分たったら、半分の1合を飯台に取り、
鮨酢をまわし入れる。

で、切る。鮨やでは、こうして飯に酢を混ぜ合わせる
ことを切る、と、いう。
いつもそうだが、私は扇がない。
飯の量が少ないので、冷めやすいのである。

混ざったら、置いておく。ここも7分。

巻簾を用意。

海苔を半裁。
半裁したものを縦長に置く。裏表は確認。

7分たったら、70gきちんと量る。

上から2cm程度離して、酢飯をのせ、上の方に
土手を作り、下へ薄く広げる。
この中央に、、、白胡麻、あ、白胡麻が切れていた。
しょうがない、白胡麻はなし。
まぐろ、大葉、きゅうり、油揚げを中央にのせる。

手前から巻く。
これは細巻などと違って特にコツはいらない。
成り行きで向こう側に巻けば、OK。

巻けた。

もう一本。

とりあえず、二本ぐらいでいいだろう。

ビールを開ける。

端面。

具材を外に出すのが恵方巻らしいというが、
まあ、そんな感じにはなった。

味は?。
うん、まあまあだが、油揚げが気持ち味が濃くても
よかったか。
あ、そうか、まぐろは軽くヅケにして、そして、量も
もう少し入れてもよかったか。

ともあれ。
赤酢の酢飯で恵方巻、それなりにはなったか。

P.S.
残った油揚げはお稲荷さんにしてこの夜の中に
全部食べてしまった。

 

 

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