浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



春日・焼肉・新香園

11月2日(日)夜

さて、日曜日。

ちょっと久しぶりだが、焼肉。

最近、焼肉、と、いうと、春日の[新香園]。

もちろん、焼肉というのは、安いものではないが、
それでもここは、うまいし、安い方ではなかろうか。
家族連れも多い。

昭和37年(1962年)創業、今年で63年。
私よりも一つ上。

この時代の東京の焼肉やというのは、どんなもので
あったのであろうか。
この店のホームページにその頃とみられる店の写真が
載っている。そこには「ソウル焼肉・京城料理」とある。

京城というのは、戦前の日本統治中のソウルのこと。

ウィキによれば、いわゆる今の“焼肉”は、戦後の闇市で、
在日の人々によってホルモンを提供したのが起源ではないか、と。
また、料理店としてはやはり戦後すぐに焼肉やとは別に、
朝鮮料理店として開店しているところが既に出始めているよう。

いつ頃から、日本人に焼肉が一般化していったのであろうか。
自分自身のことを考えると、小学校低学年の頃に在日の方が
経営する朝鮮料理店で焼肉を初めて食べた記憶が残っているが、
これが1970年代。この頃には、一般化していたのか?。
私の両親は戦前生まれだし、普通の日本人が家族連れで朝鮮・
韓国系のいわゆる“焼肉”を食べるようになるには、戦後も
そこそこ時間が掛かっていたといってよいと思われる。

その頃から考えると、今はまさに隔世の感がある。
例えば、今20代、30代の日本の若者にとっての韓国の食べ物は、
以前とはまったく違い、流行の発進地になっている。
いわゆる料理やの料理だけではなく、袋麺、調味ソースなどの、
インスタント食品、パン、スイーツ、スナックなどなど。
今年、韓国は革新系の政権に変わったが予想に反し、反日
発言がまったくなくなっている。これは本当によかった。
時代が逆戻りしないことを祈るばかりである。

閑話休題

席は、3F。

掘りごたつ式のテーブルに座る。
ノートパッドですぐにビールを頼む。
これ便利でよい。

一番搾り中瓶。

ポテサラと春雨サラダ。

続いて、どんどん頼む。

上タン塩と、キムチ。

やっぱり、タン塩はうまい。
どのくらいの人が、焼肉の最初に頼む、
のであろうか。
ここでも食べているが、最近は、仙台牛タンが
始まりと思われる切れ込みの入った厚切りも
うまいのだが、従来からのこの厚みのものもまた
うまい。

葉っぱ。

サンチュとえごま。
もちろん、味噌を塗って焼いた肉を巻いて食べる。
この味噌は、サムジャンというらしい。
店毎に自家製なのであろうがこのサムジャンもうまい。

えごまは漢字で書くと、荏胡麻
今、荏胡麻の葉っぱは、こうして焼肉ぐらいでしか
食べないがちょっとクセになる味で、サンチュよりも好み、
で、ある。
胡麻というのは、まったく馴染みがなく、韓国のもの
かとも思ったが、なんと日本人は縄文時代から食べていた
ものらしい。おそらく組織的継続的に栽培して実を食べたり、
油を取っていたよう。
荏原だったり、荏の付く地名は、荏胡麻の産地であったよう。
(ウィキ)

次は、これ。

ハラミとレバー。

焼く。

レバーとタンとハラミ。
少し前まで、ここはずっと炭火であったが、
今は、ガスになっている。
ハラミは当然ながら筋もなく、うまい。。

ここまでで、一区切り。
まだ食べられる。もう少し頼もう。

ここから追加。

たまごスープに、ご飯。

焼肉も、上カルビとロース。

上の厚切りがガルビで下がロース。
たれは、なぜかロースの方が量が多い。

また、焼く。

厚切りカルビが、うまい。

ここまでの量程度であれば、食べ切れる量。

うまかった、うまかった。

腹一杯。

立って2Fへ降りて、勘定。

ご馳走様でした。

 

 

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新香園

03-3812-8339
文京区小石川1-11-13 新香園ビル 2F・3F

 

 

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