
引き続き、スペイン。
マドリッド。
王宮の見学をして、王宮そばのタベルナでビールと
タパス。吸殻を捨ててよいと言われたが、そうまでして
吸わずともよいか、と吸わなかった。
タクシーを拾うために、またまた、王宮前に戻る。
さすがに首都、サン・セバスティアンではあれほど
困ったタクシーは、旧市街では流しもたくさん走っている。
さらに王宮門の前は別段タクシー乗り場ではないと思うが、
どんどんくる。
運ちゃんにアトーチャ・ヒルトンといえば、すぐに
わかってくれた。
やはり旧市街、道が入り組んでおり、細く、一通の嵐。
たちのわるいドライバーであれば、回られそうだが、
最短で行ってくれたよう。
サン・セバスティアンは若く、移民?、わからぬが、
ラップを大音量で掛けて、すっ飛ばすお兄ちゃんに
怖い思いをさせられた。バルセロナもちょっと我の強い
ドライバーがいた。
一人目でマドリッドの平均がどんな感じかわからぬが。
ともあれ。
今夜は、やっぱりレストランを予約してある。
マドリッドは、ミシュランだが、ピブグルマン。
マドリッドのミシュラン掲載店は、三つ星1軒、二つ星
5軒、一つ星23軒。
首都の割にはちょっと三ツ星が少ないか。
星付きばかりでなく、ちょっと目先を変えよう。
最先端ばかりでは、私のような者には正直、ちょっと
荷が重い。
[Gala]ガラ、というところ。
旧市街からは少しあるが、地下鉄で一本で行ける。
Rios Rosas、リオス・ロサスという街。
今日は、なんと21時スタート。
地下鉄、1番、1号線というのか、ホテルから右へ
ちょっと坂を登ったところの、Anton Martin、
アントン・マルティンという駅から乗る。
アントン・マルティンというのは行かなかったが、
このそばにあるマーケットの名前にもなっているが
まあ地名といってよいよう。
やはり、マドリッドも自販機、iphoneの
タッチ決済で買える。
マドリッドの地下鉄は、路線数13、駅数は231で、
ヨーロッパの街でも地下鉄がかなり発達しているという。
(ウィキ)
四つ、五つ乗って、リオス・ロサス。
降りて、地上へ出て、10分ちょいか。
学校らしいものがあったり、飲食店もなくはないが、
閑静な住宅地という感じなのか。
到着。
名乗って、テーブルに案内される。
そう大きな店ではなく、アンダーな照明だが、特別お洒落、
斬新というデザインでもないか。
既にお客は数組入っている。
若者というよりも、地元の大人が多いよう。
[Gala]というのは、スペイン語で盛装、パーティー、
優雅といった意味があるよう。
ここは、テイスティングメニューで60ユーロ。
やっぱりビール。
銘柄は、不明。
お通しというのか、出されたのがポテトチップ。
PATATAS FRITAS(ス)、パタタス・フリタス。(以下[Gala]は
原語はすべてスペイン語)
なにかソースのようなものも。
段々気が付いてきたのだが、どうもマドリッドの
スーパーにはポテトチップがかなりの密度と量で
売られている。それも日本やアメリカのように
大手メーカーのしっかりしたパッケージではなく
なにか手作り感のある大きな紙袋に入ったものがたくさん。
買ってみればよかったが、こちらではポテトチップが
お好みのよう。(マドリッド地方限定かどうかも
わからぬが。)
まず、メニューのタイトルが、Verano、ベラーノ、夏、と
なっている。
Aperitivos、アペリティーボ、前菜。

mantequilla、マンテキーヤ(ス)、バターのこと。
この緑はまたバジルかと思うと、メニューにはビーツ
と、ある。赤くはないが。
一品目が、これ。
メニューはスペイン語だったので、後でAI訳してみた。
アンズのガスパチョ、チェリーのサルモレホ エスプーマ、
生ハムのゼリー、テクスチャーを加えた豚バラ肉。
うまいが、例によって、まったくわからぬ。
まあ、ガスパチョ、冷製スープというのは、わかる。
ガスパチョは基本トマトににんにくで、赤いのだが、白い。
味は、ガスパチョというよりは、ビシソワーズ?。
まあ、あまりじゃがいも感はないし、トマトも入っていない?。
サルモレホは、アンダルシア地方のガスパチョとのこと。
ガスパチョよりも濃厚で生ハムが入るという。
「生ハムのゼリー」もよくわからぬ。上に、確かにゼリー状の
ものがあるが、これか?。
まあ、うまいから、いいか。ここの訳はあきらめよう。
やはり、むずかしい。
水。
お洒落なボトル。これは、スーパーなどでもよく見た。
マドリッド界隈ではポピュラーか。ちょっと高級。
SOLAN de CABRAS、ソラン・デ・カブラス、Agua solan、
アグア・ソラン。ソランは地名で、マドリッドの東、
アンダルシアとの間の山の中。かなり歴史のあるもの
のようで、王室御用達、とも。
つづく
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