
引き続き、スペインバルセロナ。
旧市街シウタ・ベリャにある一つ星レストラン
[Caelis(カエリス)]で食事をしてホテルに戻る。
スタートが遅く長いフルコースで、時刻はすでに11時を
すぎている。
行きは、地下鉄でカタルーニャ広場から歩いてきたが
バスがあることに気が付いた。
ホテルのあるグラシア通りはやはり便利。
地下鉄は終夜、バスも深夜バスもあるよう。
ただ、バルセロナ、やはり夜、深夜は治安に気を付け
なければいけない、タクシーも選択肢に入れる
必要がある、と。
ただ、この時刻でも本数も少なくなく、すぐにバスはくる。
ほぼ満員。カードで乗れるはずが、故障中か使えなかった。
幸い内儀(かみ)さんがユーロのキャッシュを持っており、
現金で乗った。
バスが満員であったのもよかったか、
幸い特に危ないこともなく、ホテルまで帰着。
先に、ホテルのベランダがグラシア通り側で、たばこを
吸っていたと書いたが、深夜、早朝、歩道を見ていた。
やはり、大声を出して暴れる若者の酔っ払い集団や、
ホームレス系のちょっとヤバそうな人々もちらほら。
物乞いも。
バルセロナの街の印象は、かなり明るくつられて陽気に
なってしまうが、東京の夜とはわけが違う。
やはり気を抜いてはいけないだろう。
ちなみに、スペインの移民、外国籍の住民の割合は
高く、14%超、と。特にバルセロナは20%を越えている
とのことで他都市に比べても高いよう。
さて、翌朝。
早い時刻、ちょいと、一人で散歩に出る。
グラシア通りには、カサ・ミラの他にもう一つ、世界遺産
ガウディ作の建物がある。歩いてもすぐなので、きてみた。
地図。
Casa Batllo、カサ・バトリョ。
もう一発で、ガウディ作というのがわかるデザイン。
屋上というのか、屋根の瓦のようなデザインが特に印象的
だと思う。これがドラゴン、龍の背中になぞらえられているよう。
バトリョ邸。やはりこれも企業家の個人宅。
新築ではないのか1904年(明治37年)から2年間、ガウディが
改築に携わったと。ガウディ52歳。やはり名を成した後と
いえる頃か。
造形も然りだが、やはり色合いが特徴的であろう。
昨日のサグラダ・ファミリアにも多少通ずるか、パステル系の
モザイクタイルがファンタジーな印象。
さて。
味をしめまたまたスーパーでこちらのカップ麺を
買ってきた。
店によっては、YAKEKOMO以外のものも見つけたので
買ってみた。
MaggiのSAUCY NOODLES
YATEKOMOのCURRY
Maggy 出来上がり。
YATEKOMO 出来上がり。
結果的には、どちらもこれ、残念。
どういうことかというと、味が薄かった。
いわゆるスープヌードルで、書かれている作り方通りに
作ると湯切りなしの汁麺の設計になっている。
だが、なぜかどちらも、食べると味が薄い。
こちらの人は、これでよいのか?。
裏技のようだが、焼きそばのように湯切りをして
粉末を混ぜた方がよかったよう。
さて。
今日は、もう一つのガウディの大きな作品、
Parc Guell、パル・グエル、グエル公園を予約をしている。
バルセロ市の北側の郊外といってよい山がちな
ところにある、ちょっと大きな公園。
ここからは24番のバスが一番近くまで行けるよう。
バスを降りて公園に入ると、かなり広い。
バルセロナの街が見渡せる、見晴らしのよいところ。
ここも世界遺産。
先に書いたガウディ作のグエル邸というのがあるが
そのグエル伯爵とガウディの企画で、ここに芸術村の
ようなニュータウン、分譲地を作ろうとした。
1914年(大正3年)までにできているが、結局、やはり
誰にも理解されず、一軒も売れず市に寄贈された。
それで、家はほとんど建っていないのだが、
確かに、これらが完成すればおもしろいものに
なっていたのでは、とも思われる。
それで、一番有名なのは、ここか。
正式名、Teatre Grec、テアトレ・グレ、ギリシャ劇場と
いう名前。ただ、一般にはテラスと呼ばれている。
ちょうど、公園の中央あたりにある。
ガウディーらしい曲線で構成されているベンチで、
やはりカラフルなモザイクで装飾されている。
バルセロナ市が見渡せ、よい眺め。
遠くにサグラダ・ファミリアも見える。
手前前方に見えるものもガウディデザインのこの公園の建物。

ワイドで撮ったが、上の写真の左側、人の少ないところで
切ったのだが、これで半分ぐらい。
山の上からこの公園に入ったので、正規の入口まで
反対方向に見ることになってしまった。
下へ降りていく。
驚いた。これ、下がある。
柱。
なるほどこうなっていたのか。テラスの下は柱が支えていた。
この柱確かに、ギリシャっぽい。
つづく
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