浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



断腸亭スペインへ行く その3

引き続き、スペイン。

マドリッドからイベリア航空バルセロナまで
移動したが、ロストバゲージ

イベリア航空は、17時までにホテルに届ける
というので、市内のホテルまできた。

ホテルにチェックイン。部屋は二階。

ここは、場所は一等地なのだが、最近ある多少簡易なホテル。
簡易ホテルも、いろいろある。2月にイタリアのシシリア、
パレルモで泊った、個人で貸している民泊といってよい
ようなところで、部屋も建物の一部の部屋を借りて客室に
している例。また、フロントはなく電話とワッツアップ
だけでやり取りする。これは、ミラノの例。また、フィレンツェ
はフロントはあるが建物の一部を間借りしているような形態で
部屋数も限られている。
今回のバルセロナは、フィレンツェよりも少しちゃんとした
ホテルに近いか。ビルの下が昨日書いたようにFENDIで、
それ以外はホテル。ジムや屋上に小さなプールもある。が、
ビルは大きくはなく、部屋数は限られている。
また、ここはキッチン、洗濯機がある。
こんな感じ。

ホテルのフロントにイベリア航空ロストバゲージ
件を話す。一応、5時に届けるといっている、と。
一先ず、それを信じて、飯を食いに行くことにする。

バルセロナの一等地なので、レストラン、カフェ、バル
のようなものはたくさんある。

ちょいと調べて、目の前にあるカサ・ミラの裏あたりにある
レストランに目を付けた。
ここには、いかすみのパエリアがある。
パエリアというのは、日本ではバレンシア地方の名物という
ことになっている。
バレンシアは今いる、バルセロナのあるカタルーニャ州
西隣の州で、同じカタルーニャ語が話されており文化的にも
近い。米がよく作られており、パエリアの発祥の地、とも
言われている。
ただ、この後わかるがパエリア自体、スペインどこの地域の
レストランでもメニューにある。つまり濃淡があるという
ことのよう。それでもカタルーニャバレンシアは他の地域に
比べて数は多いのは間違いなさそう。
いかすみはパスタも私は好きだが、日本では黒いいかすみ
パエリアなどまず見ないので、食べてみねばなるまい、と。

[La Paelleria - Restaurante para grupos]というところ。
直訳すると“パエリアーグループ向けレストラン”となるのか。

グラシア通りを渡ってカサ・ミラの前を通り、隣のビルの一階。

時刻は16時少し前。
半端な時刻だが、お客は結構入っている。
こんな場所なので、観光客がほとんどか。

ビールをもらおう。
スペインはワインよりもビールがよく呑まれている。

いかすみのパエリアは頼むとして、他にもなにか?。

やはりスペインというとタパスというイメージが強い。
タパスはこれも日本では、立ち呑みの居酒屋といってよいバル
の小皿メニューということになっている。
だが、これもバルだけではなく、カフェといってよい
ようなところ、また、今回のレストランでも小皿の料理は
置かれていることがわかってくる。
これをもらおうか。
トマトのサラダと、コロッケ。
イタリアにも日本の揚げ物、フライに近いものは多いが、
スペインでもコロッケはよくあるよう。

ビール。

ジョッキ。ビールはスペイン語でcerveza、セルベッサ。
語源はなんであろうか。英語もドイツ語もイタリア語もフランス語まで
Bから始まるが。

トマト。

メニュー名は見た目通り、トマトのタルタル。
もちろん、タルタルは生肉の挽肉だが、このように
丸く盛り付けている。

コロッケ。

鶏のクリームコロッケ。クリームがかなり堅め。
味が濃いめなのか、ソースを掛けるわけでもなく
このままで、うまい。

コロッケはもう一種類あって、それはイベリコハム。
やっぱりこういうところにも生ハムが出てくる。

そして、真打、これ。

二人前。真っ黒なパエリア。

こうして見ても、かなりのインパクトであろう。
丸焦げかと見まごう。

中央に海老二匹。ムール貝、浅利。いかも入っている。

丸く三つ白いのが見える。
これ、なんだか想像がつくであろうか。

驚くことなかれ。これ、マヨネーズ、なのである。
おそらく東京のスペイン料理店でパエリアにマヨネーズを
かけて出したら怒る人もいるだろう。

この後、スペイン滞在中、次々と出てくるが、マヨネーズは
おそらくスペイン人大好きなのである。
スーパーでもなん種類も見かけることになる。
イタリア、フランスでは、まず見かけない。
イタリア人、フランス人はトマトケチャップやマヨネーズ
といった、まあ、いい加減な調味料は使わない。
そういえば、マヨネーズはスペイン発祥とも聞く。
(ここバルセロナからも近い、地中海のスペイン領メノルカ島
という。)
ちなみに、スペインにはケチャップもちゃんとある。

レモンを絞って食べる。

味は、パエリアにいかすみを加えた味。
そのまんまじゃないか、と言われそうだが、特に
なにかのくせが強いわけでもなく、生ぐさくもなく
うまいパエリア。

アルデンテ?芯があるわけでもなく、べちゃべちゃでもなく
ライスの食感、火の通り方もほどよく、うまい。
うまみは魚介の出汁を別に足しているかもしれぬ。

うまかった。
会計をして、出る。
Gracias

左はいか。
外にこうして魚介を見せているところはバルセロナでは
多かった。

ホテルに戻る。

さて、イベリア航空ロストバゲージは、如何に?。


つづく

 

 

 

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