浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



浅草田原町・寿二丁目・麺 みつヰ

4791号

6月12日(木)第一食

今日は、曇りがちだが、日も出ており、
そこそこ暑い。最高気温、27.8℃(15時01分)

湿度は、多少低めか。蒸し暑くはない。

今日は[みつヰ]へ行こう。

先日は、昼営業の仕舞間近でソースかつ丼
食べられなかった。
これは、リベンジせねばなるまい。
ずっと思ってきた。

最近、ラーメンはここは、生姜そば、で、あれはかなり
うまいのだが、やはりソースかつ丼は食べたかった。

ソースかつ丼というのは、全国にあるのだが、
ここのものは、私は、福井のものだと考えている。

これが近所で食べられるのはありがたい。

全国の各地のソースかつ丼すべてを食べ歩いたわけでは
まったくない。まあ、ソースが違ったり、かつの大きさや
厚さが違ったり、いろいろなのであろう。
ともかくも、福井のソースかつ丼だけは現地でもなん回も
食べているが、あれはうまい。
ソースが甘すぎない。かつが薄いのもよろしい。
福井のソースかつ丼が東京でももっと食べられる
ところが増えてほしいのである。

さて、そんなわけで、今日は14時頃。

昼営業は14時半までだが、14時あたりに入れば、
ソースかつ丼は切れていないであろう。

元浅草の拙亭から田原町交差点そばの[みつヰ]までは
自転車で5~6分であろうか。
すぐ、で、ある。

到着し、整理券の発券機を見ると、待ちはいないよう。
もちろん店前にも待ってる人はいない。
ラッキー。

一応、券を取ると、すぐに女性が出てきて、
どうぞ、と。

カウンター奥へ。

掛けて、一応、目の前に立て掛けられている
品書きを確認し、生姜そばと、ソースかつ丼

ここは、席で先に会計。
カードも電子マネーも使える。

さて。

前回、ガスバーナーのことを書いたが、
ちょっと訂正。ここ、ガスバーナーもあった。
だが、網で直火で炙ってもいる。
つまり、どういう使い分けかはわからぬが、
併用しているよう

そうである、やはり、今日はラッキーであった。
閉店も近いが、私の後、まだどんどんお客が入って
きていた。
待たずに入れたのは、たまたまで、やはり
運がよかった。

きた。

生姜そば。

チェーシューが二種。
炙ったバラ肉のものと、低温調理のもの。

上にねぎとおろし生姜。

丸く、青梗菜。

麺。

自家製麺。ちぢれの、平たい麺。
プリプリ。

とにかく、この麺がからむ
生姜のスープがうまい。

毎度書いているが、なかなか言葉にできない。
まあ、無理矢理言葉にすると、やはりなにか濃厚、
なのである。
もちろん、生姜の香りもする。
だが、もちろん、そんな単純なものではない。
摩訶不思議。

そして、ミニソースかつ丼

薄いパリッとしたかつが四枚。
軽く、ソースが掛かっている。

このソース、少し前に気が付いたのだが、
自家製というが、微かにシナモンが立っている。
こういう細かいところが、このご主人、やはり
只者ではない。

うまかった、うまかった。
ご馳走様でした。
そろそろおろしの季節。次回からおろしそばかな。

そして、今日は一つおまけ。

これは6月14日(土)夜。

また吉池で買ってきた、大進食品の生うどん。

やっぱり、この腰、うまい。

今日は、豚こま切れに加えて、油揚げも入れた。

味付けは、桃屋のつゆにしょうゆだが、いつもより、
気持ちしょうゆ強め。
前回以前のざるうどんは、もりそばのつゆよりも
しょうゆは強めにしてきた。うどんはそばよりもしょうゆ
強めの方が合うように感じているのである。
そして、今日の油揚げはそれよりもしょうゆ強め。

もしかすると、油揚げ入り、豚肉だけより
うまいかもしれない。
油揚げなので、よく煮て味は染み込ませてある。

そして、やはりこのうどんいいのは、量。
2~3人前だが、これが、するすると、入ってしまう。
もちろん、腹一杯。
実際の満腹以上の充足が得られる。

 


麺 みつヰX

台東区寿2-9-15

 

 

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