4785号
6月2日(月)夜
さて。
先日、吉池で売っている、生うどんを書いたが、
もう一つ、吉池で買うべきものが見つかった。
なにかというと、生牡蠣。
「無水牡蠣」というよう。
あんなに古い店だが、それなりに進化している?。
わからぬが、定期的に情報は取る必要はあるのか。
ともあれ、これは吉池のプライベートブランドというのか、
吉池特選と印刷され、なんでも水洗いしていない、
とのこと。
水洗いしないとなにがよいのか、よくわからぬが、
プロも認めたうまさ、とのこと。
来てみたら、今まで気づかなかったが、細長い
パック売りで牡蠣売り場に、確かにあった。
元々、吉池は殻付きも含めて、四季に渡って牡蠣の
品揃えは充実していた。私ももちろん買っている。
これ、いつからあるのか、よくわからぬが、少なくとも
2023年にはあったよう。
かなりの頻度で来ているのに気が付かぬというのは、
売り場ではやはり伝わっていないといえるかもしれぬ。
値段は1000円程度であったか。
牡蠣の身がいくつ入っているかわからぬが、パック売り
とすれば、もう少し安いのもあるように思うが、
べら棒な値段でもなかろう。
OK、買おう。
そして、煮て食おうかと、まぐろの血合い、207円。
安っ。
お!、そうだ。
先日の生うどんも買って帰ろう。
豚小間切れも。
先日の反省を生かして、多少スライスでも厚みが
ありそうなもの。
帰宅。
無水牡蠣。
季節によるのか、宮城のものもあるようだが、
これは、通年の北海道厚岸のもの。
厚岸というのは、道東、太平洋岸、釧路市の東隣の町。
北海道の牡蠣はこの季節でも岩牡蠣ではなく、真牡蠣、
でよいよう。
中でも厚岸は北海道では有数の牡蠣養殖地のようで、
小粒でふっくら、が特徴、とのこと。
これは生食なので、そのまま。
で、まぐろ血合い。
血がすごい。
パックから出して、洗う。
とりあえず、熱湯を掛けて霜降りであろう。
やかんに湯をわかし、流しで表裏、掛ける。
水洗い。
ただ量が多いので、ちょっと足らないか。
全体に熱湯が行き渡っていない。
もう一度、湯をわかし、掛ける。
よし。
このままではでかいので、切る。
鍋に水を張り、まぐろを入れ、
加熱。軽く沸騰。
あー、まだまだ、アクが出る。
開けて、もう一度、水洗い。
もう一回。
さらに、水から沸騰。
ん!、アクは出なくなった。
OK。
味付けはしょうゆと、酒、のみ。
佃煮ではないので、最初はこれだけが、うまい
だろう。
煮立ったら一応味見。
中弱火で3分。
煮すぎないのがよいだろう。
少し置いて、出来上がり。
皿へ。めかぶも。
牡蠣は、せっかくなので水洗いもなしで、
そのまま器に出すだけ。
ぽん酢しょうゆを出す。
今日は、めずらしく、ワイン。
イタリアのオレンジワイン。
まぐろ血合いは、見栄えはこんな感じだが、うまい。
このくらいに火の入れ方ならば、まだコラーゲンが残り、
プリプリ。不思議に脂も多少あるのが、うれしい。
上手く煮えた。
そして、牡蠣。
小さいのもあるが、8粒ある、か。
このまま食べるのは、多少心配もしたのだが、
まったくそんな心配は無用だった。
クセや、くさみ、のようなものは、まったくなく、
また、言う通り、プリプリ。
水で洗って、パッケージに入れたものが
普通だが、まったく水を使っていないというのは、
殻を開けたまま、ということになるのか。
殻付きの牡蠣と同じ、ということ?。
それがよい、ということなのか。
まあ、なぁーんとなく、そんな感じ。
この大きさなので、フライだともう一つで、
やはりこうして、生が一番か。
ともあれ、これ、ちょっとおもしろいかもしれぬ。
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