4761号
引き続き、イタリア、ミラノからのANA羽田行き。
最初の機内食。
和食を選んだ。
前菜、小鉢、炊き合わせときて、主菜
鮭照り煮、ご飯、味噌汁、香の物。
鮭に添えられているのは、右、ちょっと隠れているが
丸いつくね、にんじん、椎茸、ちょっと黄色っぽいのは
パプリカ、それから絹さや。
香の物ががちょっとおもしろい。
セロリと、丸いのは小粒のぶどう。浅漬けのような感じ。
久しぶりの白いご飯と味噌汁。
もちろん、久しぶりの白いご飯はうまいのだが、
是非とも、これがなければ、いけないかといえば、
私の場合そうでもないよう。
まあ、日本にいる場合は、ほぼ毎日、コンビニのおにぎりを
食べていたりするので、欠かせない食い物ではあるのだが。
ただ、書いている通り、イタリアの食い物は、どれといわず、
うまい。これで、十分満足であった。
デザートはヨーグルト、チーズ、フルーツ。
これは撮り忘れ。
さて。
このANAのミラノ羽田線。
ちょっと飛行ルートがおもしろかった。
黒海、カスピ海を通り、ウズベキスタン、中国のウイグル、
モンゴル南、中国東北部、(北朝鮮には入らず)日本海という、
ルートなのである。
くる時はエールフランスの羽田、パリ経由でフィレンツェで
あったが、羽田パリは、北極海経由であった。
このANAのミラノ羽田線の往路、というのか、羽田発ミラノ
行きがどこを通るのかが気になるが、往復で大幅に違うルートは
あまりなさそうだが。
だが、ANAがこのルートを通るのは、なぜであろうか。
ロシア上空は通れないのは、わかるが。
ちょっと調べると、ANAも羽田ミラノ線は北極海ルートを
通るANA最長ルートというニュースが出ていた。
気象条件など日によるのか。
ただやはり、中央アジアルートの方が短いのかもしれぬ。
さて、ANAのビジネスクラスはWi-Fiが無料。(エールフランスは
同じビジネスでも有料であった。)
映画も、もちろん邦画がたくさん。邦画は「室井慎次」前編。
これ、なかなかおもしろかった。
洋画は、アカデミー賞を取るか、といわれた結局逃したようだが、
「教皇選挙(コンクラーベ/Conclave)」。感想は、そこそこ。
ANAのビジネスクラスの席は、フルフラット。
これ、やはりくつろげた。
朝食。
オムレツ、ベーコン、リヨネーズポテト、パン、フルーツ。
まあ、ノーマル。
全体を通して、ANAミラノ線、満足度は上々であった。
と、いうことで、午前中羽田到着。
無事帰宅、以上ここまで。
どのくらいの方にお付き合いいただけたのか、わからぬが、
読んでいただいた方は、どのように感じられたであろうか。
ともかくも、読んでいただいた方にまず感謝申し上げる。
私のイタリア旅行、10日間だが、30回を越えて、1か月以上
かかってしまった。思い出し、調べながら書いていたので、
この内容になったわけであるが。
もちろん、私はその場にいる時にはほぼほぼ知識のない状態なので
理解も浅いのだが、やはり、この日記のテーマである食い物は
もちろん、歴史だったり、書いている通り、私はカトリック信者の
端くれなので、教会のことだったりは、不勉強で知識も少ないので
ある程度は知っておくべきであろうと考えたわけではある。
調べて、ある程度理解ができると、その場所その場所の意味が
わかり、見たものが変わってくる。まあ、自分の興味の範囲でだが。
まったく、知識のないまま、経験だけするとことも、まあ、
意味がないとは言わぬが、やはり、ある程度背景情報まで
知るのとは大きな違いであることは、ここまで書いて
実感している。見ただけ、食べただけでは完全な勘違いも
多かった。
フィエンツェ、パレルモ、ミラノと三か所。
それぞれ違って、おもしろかった。
そして、改めて、イタリアという国、ユニークであると実感した。
どの街も、中世以前、それこそ古代からのきちんとした歴史がある
のだが、街の内容はまったく違っているということ。
つまり、歴史がそれぞれまったく違う。
イタリアという国は、一個の近代国家で、G7のメンバーで、
国はイタリアのそれぞれの街を代表している。ただ、それぞれの
街々は、まったくとは言わぬが、かなり違うということ。
もちろん、我が国日本だって、アメリカだって、イギリスだって、
フランスだって、ドイツだって、そりゃぁ、皆、地域性はある。
地方毎に、気候も違えば、訛だってあろう。
ただ、イタリアは特別であろう。
街々の違いの質が、違う。
例えば、アメリカの西海外と東海岸では、多少の雰囲気は違う。
東の方がきちんとしていて、西はゆるい?。
そんな範囲では、イタリアの街々は語れぬほど違っている。
ある程度、イタリアの街がそれぞれ違うということは、知られている
ので、予備知識としてあった。
今回、思っていた以上に違っていることに驚いた。
で、それらは、皆、それぞれの経験してきた歴史に基づいている。
では、逆に、共通するものはなんであろうかと、考えてみた。
極端な言い方をすれば、教会、カトリックの信仰。これだけは
ほぼどこの街でも共通している。他にあろうか?。
どこの街にもその街を代表する、大きな教会、ドゥオーモが
必ずある。どこももれなく。
これは、イタリアの街々すべてに共通するアイデンティティー
であろう。教会、カトリックの信仰を抜きにして、イタリアを
語ることは不可能であろう。
ただ、カトリックはイタリアに限らず、フランス、スペイン、
ポルトガル、などなど、それこそ南米も入れてもよいか、の
ラテンの国々は、同じ、なのかもしれぬ。(街に皆、一つ以上の
大きな教会があろう、か。)
ただ、他の国は行ったこともないので、細かく比較できるほどの
知識はなく、なにかを語ることはできないのだが。
食い物は、どうであろうか。
これも散々、書いてきたように、フィレンツェ、パレルモ、
ミラノで違っていた。
トマトがあって、オリーブオイルがあって、パスタがあるのは
同じではないか、と思ってきたが、そんなものではないことは
今まで書いてきて、伝わったろうか。
つづく
明日、まとめを書いてみよう。果たしてちゃんとまとまるか
わからぬが。
つづく
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