4751号
引き続き、ミラノ。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会でダ・ヴィンチ先生の
「最後の晩餐」を見て、再びメトロに乗って、今回は乗り換えず、
ドォーモで降りてみる。
そう、ちょっと蛇足だが、日本ではレオナルド・ダ・ヴィンチを、
ダ・ヴィンチと略すが、欧米人なので、略すならレオナルドを
使うべきなのだが、やはり日本語で書く場合、レオナルドだと
なにか違和感があるので、ダ・ヴィンチにしてきた。
ともあれ。
ガッレリアの前にあるが、これがミラノのドゥオーモ。
ここは、入れない。いやもちろん入れるが、有料なのである。
(混雑緩和が主な理由のよう。フィレンツェのドゥオーモよりも
観光客の人数はミラノは確実に多そうである。)
ここの建築は1386年に始まったが、宗教改革など様々な要因で
中断を繰り返し、結局完成は、ナポレオン時代に彼の命で1813年に
なったよう。
世界最大級のゴシック建築らしい。なるほどでかい。
ミラノに着いた日に初めて見たが、やはりその巨大さに驚いた。
内部もさすがに、素晴らしい、、、らしい。
が、やめておこうか。
カトリック信者だが、教会見学はちょっと食傷ぎみ、でもある。
有料ツアーなどもあるようだが、よいか。
さて。
今夜は、予約したミシュラン一つ星へ行く。
場所は、ガッレリア。場所を確かめておこう。
が、きてみると、ない。
google map上の場所にないのである。うーん。
ともあれ、昼飯を食おうか。
このガッレリアの1階、通りに面してある[Ristorante Galleria]。
いかにも観光客向けのようだが、よいか。
入ってみよう。
通りの外に出ているテーブルだが、ガラス張りで暖房あり。
やっぱり、にこやかだが、多少上品な小父さんが、
迎えてくれる。
外のテーブル。
ノンガスの水。
これはサンベネデット。フレンツェはトスカーナの水。
パレルモはシチリアの水であった。
サンベネディットは、ヴェネチアそばのスコルツェ/Scorze
というところのもの。ヴェネチアはご存知の通りミラノからは東の
アドリア海沿い。水も地方色がある。
ビール。
これはなんであったか。
写真を撮り忘れた。
昨日のリベンジ?。
またまた登場!。
ミラノ風カツレツ/cotoletta alla milanese。
もともと、ミラノ風カツレツ、自分でも作ろうとするくらい、
大好きなのである。
昨日よりかなりでかい。
そして、付け合わせのポテトは同じ。やはり決まりもののよう。
この焦げ目ありで、オーブンで、焼いている?。
レモンを絞って、食べる。
ほんとに、これも薄い。
やっぱり、うまい。
大きめの碁盤の目に線状の凹みがあるが、これはなんであろうか。
肉自身に入れているのであろうか。
内儀(かみ)さんはこれ。
これも、ミラノ名物。
リゾット・アッラ・ミラネーゼ/risotto alla milanese。
そのまんまだが、ミラノ風リゾット。
一口もらったが、なかなか濃厚で、うまい。
黄色は、サフランで付けているよう。
ポイントは、牛の骨髄のスープで煮ていること。
会計とともに、今夜行く店の場所を聞いてみる。
簡単にわかった。中央四つ角のグッチの隣、と。
店を出て、行ってみると、なるほど、あった。
1階は、カフェになっているよう。
OK。夜だ。
と、いうことで、一度部屋に戻って、一休み。
19時半からの予約。
これでも最も早い時刻。やはり、こちらは遅いのである。
19時すぎには出て、再びガッレリアへ向かう。
ちょい前に着いてしまった。
名前を出していなかった。[Cracco(クラッコ)]。
2025年版ミシュラン一つ星。
ちなみにミラノは、三ツ星が1軒、二つ星が4軒、一つ星が17軒
ピブグルマンが5軒、その他が多く103軒。
やっぱり、フィレンツェと比べても随分多いだろう。
流石、ミラノ。調べていないがイタリアでも上位では
なかろうか。
入って、下にいるスタッフに名乗る。
レストランは、階上のようだが、やはり、まだ、のよう。
椅子に座って、待つ。
時間前にくる客など、日本人くらいなのか?。
10分程度は待ったか。
待っている間に、他に二組ほどお客は既にきていた。
やはり、外国人っぽい。
逆に店の方が、遅かったか。
まあ、これがイタリアの通常運転?。
ともあれ、エレベーターで階上へ。
アンダーな照明、落ち着いた雰囲気。
フィレンツェでもあったが、ここもテイスティングメニュー
という一品が少量のメニューがある。
やはり、これでいいのである。日本の一流フレンチ、イタリアンで
私は見たことがないが、あってもよいだろう。
ほんとのフルコースはやはり多すぎる。
二人、テイスティングメニュー、215ユーロ/人を頼む。
やはり、ここでもビール。
つづく
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