浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牡蠣のグラタン

4684号

11月22日(金)夜

今日は晴れて最高気温18.0℃(13時47分)。
昼間は多少暖かくなったが、朝は7.1℃(6時36分)で、
やっぱり寒い。

先日、10月に作ったばかりだが、また、

グラタンが食べたくなった。

マカロニグラタンなのだが、ちょっと気を替えて
牡蠣なんぞを入れてみたらどうだろうか。

調べると、牡蠣を入れたものは去年作っていたが、

いいだろう。

買出しに出る。
牡蠣は吉池で。

吉池の牡蠣は、生食用、加熱用、殻入り、産地違いなど
各種多数ある。
折角なので、加熱用で一番大きなものにしてみよう。

玉ねぎはある。マッシュルームも入れよう。
それから、鶏もも肉
ペンネが切れそうなので、リガトーニを買い足す。

こんなところでよいか。

夜、作る。

準備を始めて、気が付いた。
牛乳。いつもなぜか、牛乳だけ忘れるのである。

コンビニに走り、300㏄購入。

まずはベシャメル作り。
いや、正確には牛乳を入れてベシャメルで、
入れる前はルーブランであった。

いつも通り、バター、小麦粉共に同量30g。
バターは無塩。これもいつも通り。

溶けて弱火で、炒める。

気長に、ゆっくり。

10分、15分、か。

こんな感じでどうか。

とりあえず、これはここで置いて。

玉ねぎ、マッシュルームを切る。

玉ねぎは1/2個スライス。マッシュルームは大き目
がよいかと思ったが、縦に1/4に。

これはサラダオイルで炒める。
中火で焦げ目を付けるように炒める。
玉ねぎも然りだが、きのこ類は、ガシガシ炒める
のではなく、置いて、しっかり焦げ目を付けながら
焼いた方がよいか。(志麻さんが言っていた記憶
なのだが、不確か。)
塩胡椒。

一度あげて、今度は鶏。

鶏は、小さめの一口。

これもしっかり目に焦げ目を付ける。
そして、塩胡椒。味付けは、それぞれで。

牡蠣。

岩手産。

今日は、ムニエルというのか、小麦粉をまぶして
ソテーすることにする。

洗って、塩胡椒。

小麦粉を全体にまぶす。

これもサラダオイルで焼き。

あまり、焼きすぎてはいけなかろうと、ちょっと
おっかなびっくり。

牛乳300㏄をレンジで温めて、ルーブランに合わせていく。

少しずつ。

OK。
前回もそうだが、今回もダマにならない小麦粉。
そのせいか、まったくダマの心配はなさそう。
キューブのブイオン、今日は2個入れてみる。

残っていたペンネと今日買ったリガトーニをゆでる。

合体。

ヘラで混ぜながら穴の中にソースをしっかり入れる。

炒めた玉ねぎ、マッシュルーム、鶏肉もさらに合体。

牡蠣は、最後に耐熱皿で合体。

上から粉チーズ、パン粉、上にバターを置く。

今日はちょっと丁寧に一度レンジで温める。
最高温までオーブントースターを温めて、
焦げ目を付ける。

出来上がり。

ビールを開けて食べる。

なかなかよくできた、のだが、目玉の牡蠣。
大きいのはよいのだが、若干、生ぐさいか。
水洗いだけだったが、ちゃんと塩もみをして
洗うべきであった。

そして、味、塩味になるが、ちょっと濃いめ。
今まで、比較的弱めに仕上がることが多かった
ので、これはよい、のだが。
ただ、このベシャメルソースのグラタンは、
材料の数が多くそれぞれ別々に塩をするので、最終的な
仕上がりを、読みにくい、というハードルがある。
意外に、難しい。

 

 

 

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