浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



つけめんTETSU御徒町らーめん横丁店/とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ秋葉原店

今日は、つけ麺とカツカレーの、二本。

4616号

8月3日(土)第一食

[つけめんTETSU]御徒町らーめん横丁店

最高気温34.6℃(13時12分)。
相変らず、暑い。
暑いのでつけ麺でも食べようか。

土日だと、混むところは、混む。

御徒町麺屋武蔵武骨]、上野駅の[六厘舎]あたり。

そこで、らーめん横丁の[TETSU]。

ここはそう混まない。

チェーンといってよいのだろう。
数えてみると全国に20軒を越える。
2005年(平成17年)千駄木で創業。

今、つけ麺のつゆとしては、スタンダードの
濃厚豚骨魚介の元祖的ポジション、といっている。
先の[六厘舎]も[武骨]もここに入るのだろう。

私自身、つけ麺は、今のような真夏に食べるくらいで、
マニアでもなく、それほどのヘビーユーザーでもなく、
特段追っかけてもいない。話題の店もあるが、並んでまで
という気にもあまりならない。つまり、ある程度以上で
あれば、OKなのである。

14時すぎ。
入って券売機でノーマルなつけ麺を購入。

まったく待たずにカウンターに座れた。
だだ、席は六、七割は埋まっている。

きた。

最近、麺が変わったよう。
もちもちで、見た目にもきれい。

濃厚豚骨魚介のつゆ。

この系統のつゆの味の、店による違いはほぼ私には
わからない。
わかるのは、濃いか薄いか、程度。

十分うまい濃厚豚骨魚介つゆのつけ麺であろう。

ここは外国人観光客らしい客をあまり見ないような
気もする。ここが、意外にすいているのは、
これも一つの理由かもしれない。


つけめんTETSU

台東区上野5-10-14
03-5816-8358


8月4日(日)第一食

[とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ]秋葉原

さて、日曜日。
カレーを食べよう。

いわゆるインドカレー、スパイスカレー、ではなく、
日本のカレー。

と、なると、カツカレー。

私の行動範囲にあるカレーチェーンのうち[ココイチ]を除く、
[日乃屋][ゴーゴー][上等カレー]は皆、不思議と
カツカレーを看板にしている。
まあ、特に男性に人気だから、ということなのであろう。

私は、もちろん、若い頃からカツカレーが好きだったが、
以前、30年、40年前は、カツカレーというのは意外に
限られたところでしか食べられなかったと思う。
カレースタンドも少なかったし、洋食やか、例の“キッチン”
のような店、か。
メジャーなメニューではなかったのであろうが、なぜで
あろうか。
好きな男性は多かったはずなのに。

ちょっと考えたのだが、価格の問題ではなかろうか。
とんかつだけで単独メニュー、定食としてそこそこの
値段が取れる。
カレーライスはとんかつよりは安いが、もちろんちゃんと
一食になる。
この二つを合わせた金額だと、かなり高価になる。
実際、洋食やなどはそこそこ高かったのではなかろうか。

今のチェーンのカツカレーの値段はそこまでではない。
おそらく、価格を先に決めて、そこに合うように
工夫をし、出しているのではなかろうか。
つまり経営努力の賜物?。
おかげで、そこそこの値段で今はカツカレーが食べられる。
選択肢が増えているということ。ありがたいことである。

ともあれ。

カツカレーであれば、やっぱりここ。
[とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ]秋葉原店

ハイレベルのとんかつと、カレー。

今日は快晴ではなかろうか、最高気温は、35.3℃(15時00分)。
まさに灼熱。

13時半頃到着。

日曜だが、やはり、そこそこすいている。
秋葉原も人が少ない、のか。

ノーマルなロースカツカレー1300円。

きた。

小皿に塩と福神漬けを取る。

やっぱり、カツだけ塩で食べたくなる。

この厚みで、専門店の揚げあがり。
おそらく肉も吟味されたものであろう。
ちゃんと、ちゃんと、ちゃんとうまいとんかつ。

これにカレー、ライスが付いているだけで、
大満足ではないか。
まあ、比べるのはお門違い。

量も私にはこれで、そうとうの腹一杯。

うまかった、うまかった。
ご馳走様でした。

 

とんかつ檍

千代田区外神田3-5-3
03-6384-0015

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。