浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



ステーキ・粒マスタードソース

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3958号

10月24日(日)第二食

さて、今日は肉。

魚介、肉、魚介、肉。

やはり交互に食べたくなる。

肉であれば、なにか?。

やっぱりステーキかな。

で、あれば、少し前にやってみた粒マスタードの
ソース
か。

二回作ったが、もう一つここ、というところに
たどり着いていない。

やってみようか。

前回のエシャロットがまだある。
常温に置いておいたが、見てみると、
大丈夫そう。
玉ねぎの仲間なので、ある程度はもつようである。

肉は、やっぱり米産アンガスがうまいだろう。
これは浅草ロックスの西友
問題は、フォンドボー。
最初は、上野松坂屋でハインツの缶を買ってきた。
二回目はハウスのカレー用の小袋のもの。
これは、浅草オオゼキ
やはり、ハインツのものの方がよかったか。
浅草松屋に寄ってみようか。

予想通り、松屋の地下にフォンドボーの缶はあった。
前回は、意識しなかったが、一缶1000円。
よい値段、で、ある。

後は西友で厚切りのアンガスビーフ
付け合わせは、オーソドックスににんじんのグラッセ
一本。

帰宅。

夜、作り始める。

エシャロットの皮をむいて、薄くスライス。
鍋に白ワインとともに入れ、煮立てる。

軽く煮詰める。

こんなものでいいかな?。

フォンドボーを一缶、全部投入。

これを煮詰める。

肉。

常温に置いておいた。

だいぶ煮詰まった。

こんなものでよいか?。

ざるで濾す。

濾したもの。

バターを投入。

二度作って、おぼろげながらポイントを見つけつつある、
ような気がする。
ひょっとすると、かなりのバターの量なのではなかろうか。
仕上がりとして、とろみが必要。
今まで少なすぎたのではなかろうか。

また、とろみは冷えると出てもくる。
バターが固まるからである。

これを念頭に、バターを足していく。
そして、これに見合って、粒マスタードも入れていく。
スプーンでよくかき混ぜながら。

ある程度、このあたりのとろみでマスタードの分量か、
というところまでソースを持っていく。

にんじんのグラッセにかかる。

にんじんを切って、お湯、コンソメ、バター。

ラップをしてレンジへ。

牛肉は半分に切って、両面塩胡椒。

にんじんは様子を見ながら、10分弱。
一応串を刺して、確認。

OK。

肉を焼く。フライパンにたっぷりのオリーブオイル。

中火。スプーンで油を掛けながら焼く。

いい色まで焼き、ひっくり返す。

さらに反対側も油を掛けながら焼く。
なんとなく、勘が働くようになってきた。
いいかな。
火をとめて、置く。
これはドリップを出すため。

ドリップがある程度出て、OK、いいかな?。

皿へ。

ビールを開けて、切る。

まだ多少ドリップは出るが、なかなかよい色に
焼けたのではなかろうか。

そして、ソース。
見た感じ、、もう少しとろみがあっても
よいようにも見えるが、前回よりはよいだろう。

問題の味。
これは、かなりよいのでは、なかろうか。
このソース、うまい、のである。
香りもよい。
そして、なによりクセになる。
エシャロットなのか、フォンドボーなのか。
まあ、フォンドボーの値段は肉よりも高い、
のだけれど。

 

 

 

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