浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



中国手打拉麺馬賊浅草本店/焼きとうもろこし

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3912号

さて、今日も二本

8月6日(金)第一食

中国手打拉麺・馬賊・浅草本

なんだか中華が続いているが、
冷やし中華、で、ある。

皆さん、今、盛んに食べているのでは
なかろうか。

今年はなぜかまだ食べていなかった。
食べたくなったのである。

生の三食、市販のものでまったくかまわない。
あの甘酢で、ハムときゅうり、錦糸玉子。
ノーマルな冷やし中華
あれがうまい。

買いに行こうと思ったのだが、まあ、もちろん、
それではネタにはならない。
どこか外で、、、冷やし中華といえば?。
近所で。

たどり着いたのは[馬賊]の浅草本店。

有名店といってよいだろう。
もちろん、私も知っていた。
手で伸ばす、中国山東省の麺(拉麺・ラアミエン)が売り。
今は東京では数多いが、草分けに近いのではなかろうか。
草本店の開業は昭和52年(1977年)。
担々麺、餃子も看板であった。

だが、なぜかご近所の浅草へは
行ったことがなかった。

支店でよいのか、日暮里の店には行ったことがある。

浅草の方が本店なのだが、日暮里の方がなぜか有名?、
メディアへの露出も多いのではなかろうか。
日暮里は、駅前。
草本店は、雷門二丁目の裏通りといってよいか。
目立つところではない。
毎日のように、店の前をちょろちょろしているが、
入ってみようと思ったこともなかったのは、
迂闊であった。老舗、銘店然としていないのである。

今日もまったく暑い。
強い日差し、、、、自転車で出る。

1時半すぎ、到着。
ちょいピーク時刻はすぎているが、ほぼ満席。
やはり、浅草本店も人気のよう。

ただ、やっぱり見た通り、浅草の観光客相手
というよりは、日暮里店同様東京下町らしい
気の置けない感じ。
店内はそう広くはない。むしろ狭いか。

カウンターへ座り、迷わず冷やし中華

ここは、胡麻だれ、だ。
具はノーマル。

やはり、このちょっと透明感のある手打ち、
手伸ばしの麺であろう。
シコシコ、プリプリ。

なんでもっと早くこなかったのあろうか。

ご馳走様でした。


台東区雷門2-7-6
03-3841-6002


と、今日は続く。

焼きとうもろこし、で、ある。
これも、夏の定番。
夜店のイメージではあるが、今時、あたり前すぎて
あまり夜店にもないのかもしれない。

なんだか食べたくなった。

ここであれば、スーパーオオゼキであろう。
寄って、とうもろこしを購入。
普段、あまり、いや、まったく買わない。
私、とうもろこしを料理し、食べる習慣がないのである。

作る。
少し調べると、簡単に焼きとうもろこしを
作れるよう。

皮をむいて、ひげを取り、

ラップ。
これをレンジ。

3分、ひっくり返してさらに3分。
と、いうが、転がってしまい、どちらが上か
わからなくなってしまった。
まあよいか、計6分。
これで火は通っているよう。
http://www.dancyotei.com/2021/aug/toumorokoshi_r_a.jpg

フライパンにバター。

火の通ったとうもろこしを入れ、、

フライパンが少し湾曲しているので、
鍋肌にくっつかない。

半分に切ろう。
少し焼いて、しょうゆと、ちょっとみりん。

レシピは砂糖を入れているが、甘さはやめる。
軽く煮詰めて、出来上がり。

これ、やっぱりビール。

まずいはずがない。
瞬く間に食べてしまう。

とうもろこしの味はもちろんわかっているが
子供の頃食べていた味と今のとうもろこしは
随分と変わっているように思う。

かなり甘くなっている。
なんだかやっぱり別のもののよう。
夜店の味、でもないのかも、しれない。

 

 

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