浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



稲荷町洋食ベア本店/ポークジンジャー

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3879号

さて。今日は外と自作の洋食系二本。

6月16日(水)第一食

稲荷町洋食ベア本店

気温はそこそこ高いが、曇り。

書いている通り、このところ第一食の時刻が
遅くなっている。
2時をすぎると、近所は昼の営業を終えているところが
多いのだが、稲荷町の[ベア本店]は3時半まで
やっている。

雨の予報もあるが、幸いまだのよう。
自転車で出る。

店の外の、看板で日替わりを確認。
チーズハンバーグ目玉焼きなどあるが、
C.アジフライとウインナーの串カツ、、
これが一番安くて、650円。
安いがなにか魅力的ではないか。

入ると、意外に人はぽつぽつとではあるが入っている。
やはり、時分時(じぶんどき)を外れても
やっているのは、皆、ありがたいのである。

一応、メニューをもらってみるが、やっぱり、
当初考えた通り、Cを頼む。

きた。

アジフライとウインナーの串カツ。
ウインナーの串カツというのは、初めて
食べるかもしれぬ。
赤いウインナーではない、と思うのだが、
比較的堅い食感のもの。玉ねぎもあり、
なかなかどうして、うまい。
豚肉ではなく、ウインナーの串カツ、
この店らしい、かもしれぬ。

アジフライは開き、ではなく、半身ずつ。
切れてしまったのか、切ったのか、わからぬが。
ともあれ、切れていてももちろん、なんら問題はない。
カラッと揚がっており、うまい。
よい鰺かもしれぬ。

ご馳走様でした。
うまかった。


03-3831-6430
台東区東上野2-2-9


6月16日(水)第二食

ポークジンジャー

豚の生姜焼き、なのだが、
呼び名をポークジンジャーとしたのは、
厚い、とんかつ用の豚ロースを使うので。
スライスよりも食べ応え、で、ある。

豚の生姜焼き、暑くなってくると、食べたくなる。

肉はハナマサで買ってきた。

付け合わせは、ほんとうはキャベツの千切り
なのだが、冷蔵庫の野菜室にアスパラがあるので
一緒に焼くことにする。

しょうがをおろし、酒、しょうゆ。
いつもは入れないが、にんにくも一片、一緒に
おろし、たれを作っておく。
いろいろ入れるレシピもあるが、私は
このくらいさっぱりしている方が、好きである。

二枚。
肉は切れ目など入れない。
以前はレシピ通りやっていたが、必要であろうか。
反り防止、というのだが、たいして反らない
のだが。

軽く塩胡椒し、軽く小麦粉をふる。
小麦粉は、とろみになる。

油を敷いて、フライパンで両面火を通す。
アスパラも同時に入れて、焼く。
焼く際には、フライパンを斜めにし脂身部分から
脂をよく出す。
これは必須であろう。
脂身はできるだけ脂を出した方がうまい。

アスパラは焼けたら、先に取り出す。

たれをざっと投入。
そのまま肉に絡めながら軽く煮詰めて、出来上がり。

皿へ。

ビールを開けて、切る。

肉にのっている、緑色のものは、にんにくの芽の
部分。残ってしまった。
圧倒的にしょうがの量が多いので、あまりにんにくは
感じられない。
入れるなら、もっと大胆に入れないとあまり意味は
なかったか。

ともあれ、うまいものができた。

簡単であるが、ポークジンジャー、
今日は、95点。

 

 

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