浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



親子丼

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11月28日(土)第二食

さて。
親子丼、で、ある。

問題の?!。

前回が4月。

似たようなものだが、かつ丼

これが5月。

丼鍋から具材の、丼飯への移動。
これが私には、鬼門中の鬼門。

なんとしてもきれいに移せないのである。

まあ、結局、実際に食べればきれいでなくとも
たいした問題ではない。
負け惜しみ、半分ではあるが、これも事実。

さて、今日はどんなことになるか。
乞御期待!。

まずは、買出し。

西友で鶏肉。
なんでもよい。唐揚げ用の大きなパック。

それからいつものように、味噌汁。
かつ丼にしても、親子にしても、味噌汁は
どうしても作りたい。
赤だし。
なめこと豆腐。豆腐は絹。

それから三つ葉は親子丼にも味噌汁にも入れる。

玉子はある。
こんなところでよいか。

作る。

だしパックで出汁を取る。

これは鰹節と煮干中心の一般的なもの。

米も研いで、浸水しておく。

煮たてて、なめこを先に投入。

豆腐は、小さいさいの目に切って入れる。

小さい方が上品ではあろう。

なめこに火を通して、味噌。

八丁味噌に信州味噌。
3:1程度の割合。

二種類を溶いたところで置いておく。

米の浸水が終わったら、今日は新ガス台で
鍋で炊いてみようと、考えた。
新ガス台は、鍋で自動で飯も炊ける。

水加減をして、点火。
火加減は最初から最後までプログラムされている。
新しいガス台はまったくたいしたものである。

炊けるまで、ガスに鍋では通常15分あればOKである。

そんな目安で親子に掛かる。
鶏肉を切って、三つ葉も切ってざるにあげておく。

親子は玉ねぎはなしで鶏肉のみ。
つゆはいつもの桃屋

玉子は二個。
入れるタイミングをずらすために、
軽くほぐして別のお椀に用意。

丼鍋を用意し、調理開始。今回も動画。

出来上がり。

まあ、結果は見ていただきたい。

飯の炊きあがり時間を若干読み誤り、
トロリ半熟状態のまま、時間調整を
する結果にはなった。

こんな感じ。

漬物は、酒悦のしば漬け。

最近の常備の漬物は主に酒悦になった。
以前は、デパートなどで売っている
西利だったり、京都のものを買っていた。
やはり、漬物は京都のものが最上にうまい。
だが、なんのなんの、酒悦のものも同程度にうまい。
もちろん、地元、上野広小路本店なので。

赤だしも私には、なめこと豆腐が黄金。
これで、必要十分。

アップ。

親子丼自体。
先に書いた通り、トロリを目指したが、
こんな感じ。

また、肉が堅くなってしまった。
煮すぎたか。
つゆが、もう気持ち多くてもよかった
かもしれない。

親子丼は短時間でできてしまう。
ちょっとした分かれ道で味が
変わってしまう、ということがある。

また、今日思ったが、きれいに移すのは
とにかく勢い、ではないか、と。なんだか考えてしまって
もたついてしまう。これがいけないのでは、と。

だがまあ、親子丼。
食えないものはできない。
これでよしとしよう。

 

 

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