浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



出汁巻玉子 その1

dancyotei2018-06-03

6月3日(日)第一食

朝飯。

出汁巻玉子、で、ある。

ちょっと挑戦。

はっきりいって、玉子料理は苦手。

オムレツでもオムライスでも然り。

出汁巻はきれいに作れたことが一度もない。

火加減なのか、かなりハードルが高い。

レシピを調べる。

関西風。

まずは出汁を取る。

仕上がりで100ccを想定。

昆布を水に入れ、煮立つ前に取り出す。

昆布は安い日高昆布。

鰹削り節を入れ、弱火で3分。

火を止め、置いておく。

玉子は4個。

菜箸を立ててほぐす。

出汁巻の場合は完全にほぐす、のか。



ちょっと残ったがまあ、よいか。

出汁は濾して、薄口しょうゆ、みりん各小さじ1。

合わせる。

テフロンの玉子焼き器を用意。

油を敷くための油を染み込ませたティッシュを用意。

玉子焼き器を加熱、油をまわす。

火加減はプロは中強火。

素人は中弱火、とのこと。

玉子を注ぐ。

固まってくる。

菜箸でまわりをはがす、、、、?。

くっついた。

だめだ、、、、。

ほぼ、スクランブルエッグ。

火を外し、向こう側へ寄せる。

果たして、リカバーなるのか。

ティッシュで油を敷く。

二回目、玉子を注ぐ。

再び、固まってくるのを待つ。

菜箸ではがす。

ん、今度は、はがれる。

最初は油が馴染んでいなかったようである。

向こう側へ折る。

折れない。

はがれたが、やっぱり、ぐちゃぐちゃ。

玉子4個に、100ccの出汁はかなりゆるめ

なのである。

なん度か繰り返すが、、、。

だめ。

スクランブルの団子のよう。

ともあれ、箸で向こう側へ押し付け、できるだけ

四角くなるように整形。

ひっくり返し、手前側でも形を作る。

これが最後の投入。

巻いたものの下にも、菜箸で上げて流す。

あ?!。

あれ?!。

最後になって気が付いた。

今まで、新たに流したものを手前から向こうへ

折り込んでいた。

これって、反対じゃない?!。

つまり、既に巻いてあるものを手前に転がして

巻く。

実は、この写真、内儀(かみ)さんに撮ってもらって

いて、内儀さんは見ていたはず。

また、内儀さんは、出汁巻は私よりは上手い。

気が付かなかったの?。

言ってよぉ〜。

ぼんやり見ていただけのようである。











つづく