5月20日(日)夜
今週は、三社祭。
脚痛があって、例年通り、三つの本社神輿を探してみる、
というのはできないが、最寄りの寿町にきていた三之宮をみた。
このあたりの町会の渡御は例年通りで、特段の変わりは
ないように見える。
ROXのあたりにも行ってみたのだが、このあたりは別格。
毎度の通り、近隣各町の半纏を着た参加者、見物人等々に加えて、
観光客の外国人も増えており、かなりの混雑。加えて、祭りなので、
人々のテンションの高さ。こちらはあまり俊敏な動きはできない
ので、ちょっと危ない。早々に退散。
さて、なにを食べるか。
昨日のリエットから続いているような、いないような。
スパゲティー・ボロネーゼ。
まあ、いわゆる一つの、ミートソースである。
これを作る。
リエットとは煮込むという点では同じである。
ただミートソースはフランスパンに付けてももちろん
よいのだが、やはりパスタの方がうまかろう。
ミートソースというもの、今時外で食べるということは
ほぼない。皆さんもそうではなかろうか。
イタリアンに行ってコースを食べても、
まずこれは出ないし、単品でオーダーすることもない。
また、いわゆる喫茶店のスパゲティー。
これもほぼ食べる機会はない。
だたいにおいて、喫茶店がない。
有楽町の[ジャポネ]、あるいは大手町の[リトル小岩井]も
このところ行っていない。
そう。
意外に、食べる機会はないのである。
家で、となると、ナポリタンは簡単なのでたまに自作するが
ミートソースとなると、大仕事。
さりとて、レトルトや缶詰はやめたい。
ということで、
やはり、たまには食べたいので、がんばって自作となるわけである。
レシピは片岡シェフのものが元。
合い挽き肉、500g。
玉ねぎ1個、セロリ1本、にんじん3cmほど、にんにく1片。
トマト缶1kg。
トマト缶は内容量か固形分か。
内儀(かみ)さんと意見が分かれた。
以前には4缶内容量250g×4を使ったが、やはり
大量にできてしまう。
内儀さんが買い出し。
足りないものを買ってくる。
野菜をみじん切り。
これも内儀さん。
これをオリーブオイルで炒めること1時間、なのだが、
レンジ加熱、都合2回でショートカット。
それでも全部で40分程度はかかったか。
挽肉を加え、さらに炒める。
塩胡椒。
10分、というが、しっかり脂が出るまで炒めれば
OKであろう。
ローズマリー、セージを入れると、途端にそれらしい
香りになってくる。
圧力鍋に移す。
赤ワイン1/2カップ、問題のトマト缶、3缶にしよう。
コンソメ2個、水、ナツメグ。
水は3カップなのだが、これも圧力鍋を使うので、
1/3程度にする。
圧力鍋を使わないと3時間。
点火し、10分加圧で、消火、放置30分。
水分が多いし、トマトの形もまだ多少残っており、
もう少し煮込んだ方がよさそう。
ふたを取ったままで、煮込む。
最終の味見。塩を足し、OK。
結局、圧力鍋の後、30分程度煮込んだ。
スパゲティーを茹でる。
フライパンにソースを移し、パルメザンチーズもここに
たっぷりと振る。
加熱し、少し煮詰め、茹ったスペゲティーを投入。
からめて出来上がり。
盛り付け。
ふむふむ、まあまあ、であろうか。
スパゲティーミートソースというのは、
振り返ってみると、やはり小学校の給食からであろう。
当時はスパゲティーはまだ家庭で出るようなメニューではなく、
給食だけで出る、好物メニューであったと思う。
そんなものなので、よっぽどのものでなければ
十分にうまいと感じる。
そういう料理、かもしれない。
かなり一般的ではあるが、あまり食べる機会がない、
ちょっと不思議なメニューかもしれない。