10月17日(火)夜
寒い。
帰ってきて、なにか冷蔵庫にあるものを
食べようかと思っていた。
さして高いものではないが、和牛の
スライス切り落としのようなものがあった。
ん!。
そうである。
これで、鴨せいろならぬ、牛せいろ。
さらに牛ぬき?。
つまり、そばのつけ汁に牛肉を入れて軽く煮る。
それで一杯呑んで、あとはそのつゆで、ざるそばを食う。
これ、いってみようか。
帰ってきたが、もう一度出て、小島町のライフに
買い出し。
それから長ねぎ。
生そば。
つゆが切れていたので、毎度お馴染み
桃屋のつゆ。
こんなところでよろしいか。
最近のスーパーで売っている
生そば、というのも意外にばかにできない。
そこそこ食える。
作る、というほどのものではない。
ねぎを切る。
煮込み用と薬味用。
煮込み用は5cmほどを半割。
薬味は、むろん薄い小口切り。
桃屋のつゆに少し水を入れてのばす。
三つ葉は洗って切っておく。
つゆにねぎを入れ、点火。
煮立ったら牛肉スライスも投入。
肉に火が通ったら終了。
器に牛肉、ねぎを取り、つゆを足す。
ここに三つ葉と薬味のねぎ。
冷蔵庫にあった天かすも入れてみる。
つゆが見えないくらいになってしまったが、
最初は、つゆをのむためではなく、
牛肉やらをつまみにするためなので、
これでよい。
牛肉をそばつゆで煮るというのは、
まあ、ちょっとすき焼きのようなもの
ではある。
脂もある和牛なので、合わないはずはない。
三つ葉もやっぱりよい。
うまい、うまい。
具だけ食べて、また具だけお替り。
呑んで、そばを茹で、ざるに盛る。
牛肉やねぎは全部食べた、残りの
つゆだけで、そばをたぐる。
こんなものでも十分にうまく、満足。
さて。
これ。
なんといったらよいのか。
そばのつけ汁になにかを入れて
つまみにし、さらにそれでそばをたぐる。
これ、甘辛に合うもの、であれば
なにか、なんでもよいような気もしてくる。
脂だけでなく、油があるものでもよさそう。
室町[砂場]、上野の[翁庵]など
かき揚げの天ぷらを入れるものもある。
他にどんなバリエーションがあろうか。
例えば、魚。
ねぎま、なんというものがある。
しょうゆ味で煮て、鍋にしたもの。
ねぎも入る。
これは脂のあるまぐろ。
つまり、とろ。
ちょっと薄めに切って、、、
そばつゆで軽く煮て、、、。
贅沢だが、これはうまそう。
ただ、そばにあうのか、、、どうであろうか。
ちょっと生ぐさい?。
他にどんなものが、あろうか。