浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



断腸亭の夏休み2017 モルディブ その4

dancyotei2017-08-23

断腸亭の夏休み、4回目。

昨日は、フォーシーズンズのリゾート、

ランダー・ギラーバルでの一日目の夕食まで。

午後、チェックアウトダイブの後、部屋に戻って、

ちょっと温まりかけていたウェルカムシャンパンを呑み、

そのまま、アラブ料理レストランで伊勢海老やらしこたま

食って、呑んで、、、。

寝てしまった。

翌、AMからが、いよいよモルディブの海の

ファンダイブ開始。

一日、AM2本のボートダイビング。

午後や、夜も希望によってはあるようだが、

一日2本で精一杯、で、ある。

9:20、ダイビングセンター集合で9:30ボート出発。

朝飯は7時からレストランが開くので、6時半起床。

という予定であったのだが、早く寝てしまったのと、

時差もあって早く起き、7時にバギーを呼んで、

朝食のレストランへ。

朝日。

やはりきれいなもんである。

レストランへくると、案の定一番乗り。

朝飯。

すぐに潜るので、食べすぎてはいけない。

パンはクロワッサン一つ。

野菜中心。

ニシンのようだったが、魚があったので取ってみた。

海外にくるとどうしても肉ばかりになるので、

魚が食べたくなる。

このニシンはヨーロッパ人用であろうか。

燻製で、焼いたもの。

脂があって、なかなかうまい。

食べ終わって、ダイビングセンターへ。

時間通りにきたのは、私だけ。

だがスタッフの準備は既に終わっているよう。

ぽつぽつ、集まり始めて、出発。

最初のポイントは30分ほど北へ行ったところ。

これはドーニと呼ばれている、モルディブ伝統の船。

ポイントは海底から少し小高く隆起したリーフ。

ガイドのブリーフィングがあって、エントリー。

潜るメンバーはなんだかんだで、4〜5人。

エントリーして、すぐ、超大物登場。


そう、これが、マンタ、で、ある。

なかなかこんなことはない。

海中の小高いリーフなので、マンタスポットであるとは

最初にいっていたのだが、いきなり登場とは。

リーフには小魚がいるので、寄生虫やらを取ってもらうための

クリーニングステーションというのが、マンタポイント

であることが多い。

なん枚も、ぐるぐるとポイントの上を回っている、

ということも過去にはあった。

が、今回は、1枚ですぐにいなくなってしまった。

さて。

気を取り直し。

これ。

ガイドがなにかを指しているのだが、お分かりになろうか?。

私など、素人には、まずわからない。

寄って、拡大すると。

なにかいる、のである。

ほぼ、周りの岩などに同化しているが、

おそらく、オコゼの類であろう。

模様違いで、たくさんの種類がいる〇○ヤッコと呼ばれる

ものが多いが、キンチャクダイの仲間。

タテジマキンチャクダイに似ているようだが、違うか、、。

そして、またまた、大物登場。

少し遠いので、ぼんやりだが、まごうことなきこの姿。

ナポレオン。

私自身、久しぶりである。

大きさは、1m程度であろうか。

もっともっと、大きくなる。

畳一枚くらいのものもいる。

そのくらいの大きさになると、もっとナポレオンらしい。

すなわち、頭のコブがもう少し発達して、ナポレオンの

帽子のように見える。

正しい名前は、メガネモチノウオといってベラの仲間。

ベラ科では最大だそうな。

うわ、、またいた。



が、今度はもっと遠い。

ほとんど心霊写真、で、ある。

クマノミ

またまた。

ひょっとして、同じヤツがまわっているだけ?。

今度は近寄ってきた。



大接近。

至近距離で、ファインダーからはみ出てしまった。

だがまあ、やっぱり体長1mほどか。

よくよく見ると、こ奴、不思議な顔、で、ある。

さて。

これはハタタテハゼの色違いでアケボノハゼ。

必ずいつも、ペア。

つがい、なのであろう。

かなり臆病なようで、地下ずくと、近くの穴に引っ込んでしまう。

ここまでで、一本目終了。

マンタにナポレオン。

最初から、大物というのは、ラッキーであった。





 

つづく


 

フォーシーズンズ・モルディブ