4月2日(土)夜
引き続き、土曜日。
浅草橋の中国料理[馥香]。
昨日はアミューズ、前菜、スープ、野菜炒めまで。
次は揚げ物。
海老の揚げ物二種。
丸いのは、海老のすり身を揚げたもの。
味もちょうど、海老真薯(しんじょ)を揚げたような
感じである。
長いのは春巻き。
海老は長くして、野菜なども入っている。
添えられれいるのは、赤いのはケチャップではなく梅ソースと
下は、塩。
ただし、ただの塩ではなく、クミン塩のよう。
?
これはなにに見えるであろうか。
白いのは食パン。
載っているのは、ハム。
豚のバラであろうか。
そしてハムにかかっているのがはちみつ。
ハムはウエイター氏が自家製といっていた。
中華では「金華火腿」(金華ハム)というハムがあるのは
皆様ご存知かとは思う。
確か、この金華ハムにはちみつを合わせるという
食べ方が中華にあったはず。
これのアレンジであろう。
(後で調べてみると、湖南だかの料理に金華ハムを
はちみつ漬けにしたものをパンにはさんで食べるという
ものが実際にあった。これをどこかで食べたことが
あったのであろう。)
はちみつはベトベトに甘いという感じではなく、
さっぱり。
叉焼などもそうだが、豚肉を甘くするというのは
中華では意外に定番の味付けなのかもしれぬ。
次。
洋食風にいえば、これがメインということになろうか。
添えられているのは、青いのは菜の花。
鮑の右が、ヤクのコラーゲン、、、もう一つは
見た目には牛筋?聞き落したがどちらもコラーゲン。
白いのは中華蒸しパン。(花巻というよう。)
蝦夷鮑は、うまいのだが、、ヤクのコラーゲンというのは
なにものであろうか。
食べてみると、なるほど分厚いシコシコした軟骨質のもの。
味はほぼない、か。
ヤクは、チベットなどの高地に住んでいる
見た目は山羊のようだが牛の仲間。
(↑こんな動物である。)
家畜にもなっているというが、へ〜、食べるんだぁ〜
という感じである。
いよいよ終盤。
麺。
例えば、担々麺にしてくれ、酸辣湯麺がいい、などと
好きなものを頼むこともできる(+αであろうが)
が、コースのまま。
麺はここの名物「山西省流手延べ麺」。
以前は、シェフの奥様が“手延べ”を
やっていたと思うが、若い衆がやっていたのが
厨房のガラスから見えた。
両手で引っ張って折り、また引っ張って折る。
これを繰り返して、どんどん細くしていく。
あれである。
透明なスープに鶏肉と黄にら、もやしなど。
麺は、ところどころ太いところもある。
かなり、腹一杯。
デザート。
左プアール茶のゼリーと右マンゴープリン。
以上。
ご馳走様でした。
大満足。
義母にも中華だがお腹にもたれずに食べられたようである。
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