浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



フィリピン・ボラカイ島 その3

dancyotei2015-08-19

さて。

引き続き、断腸亭の夏休み。

フィリピン・ボラカイ島の二日目。

世界一のホワイトビーチと、キッチュなDモール。

中国の衆の圧倒されて、シャトルをもう一台待った。

もう一台は、むろんすぐにきて、今度は我々も、
運転手の隣の席に座ることができた。

帰り道。


しっかし、人が多い。
これは、観光客もさることながら、子供も多いし、
地元の人々もやはり多いようなのである。

観光の島ではあるが、住んでいる人もむろんおり、
それが、やっぱり、ワラワラ、という感じなのである。
(面積は1,002ヘクタールで2万人ほどの人口だそうな。)
(ここに限らず、フィリピン、いや東南アジアすべからく
人が多い、ということか。)

帰ってきて、一休み。(昼寝である。)

夕食は、最初なので朝食を食べたメインのレストランへ
行ってみることにした。

やっぱり、バッフェ。

ただ、どうしたわけか朝の品数の充実度からすると、かなり
寂しい感じ。お客も少ない。
ワラワラいた中国人は、外で食べているのか。

生野菜と右が、モロカン・ラムと書いてあったが、
羊肉とポテト、野菜ソテー、サフランライス。

なん年か前にモロッコに行ったが、確かに、マラケシュの
ジャマエルフナ広場の屋台で名物の羊を食べた。

そんな感じかな(?)。

朝同様の汁麺。


スープは毎回二種類ずつあって、今回はトムヤムクン
麺はビーフン。
こういうものは、無難にうまい。

パテを焼きながらライブクックでやっていたが
サンドイッチ。


パンはイタリアのパニーニ。

右がチキンカレーで下がオイスターソース味の
豚肉の中華風の炒め物。
左上はカジキ(?)のローストに黄色いソース。

カレーはインド風ではなく、ココナッツミルクが強い、
タイあるいは東南アジア風(?)。

私はこのココナッツミルクの入ったカレーは苦手なのである。
ココナッツミルクならば、甘くしてほしい、のである。

デザート。春巻きなのだが、中はバナナ。
意外にうまい。



マンゴーのパンナコッタ。

これもうまい。

ちょっと食べすぎ、かな。

さて。

翌朝。
今日からダイビングである。

天気は昨日よりはよさそうだが、波は相変わらず高そう。

9時出発なので、8時には部屋を出て、朝飯を食べて、そのまま
ダイビングセンターへ行こう。

念のため、出る前にダイビングセンターにTELを入れ、
舟が出ることを確認する。(出るそうな。大丈夫なのか。?!)

すぐに潜るので、軽く。
クロワッサンに生野菜、ベーコン、焼きそば(味はオイスターソース&
ニョクマムといった感じ)。

ダイビングは昨夏以来、一年ぶりなので、多少緊張する。

Cカード(ダイビングのライセンスのことをこういう。)を
取ってから、もう30年近く経ち、潜った本数も延べ130〜40本。
(軟弱リゾートダイバーで年月の割に少ないはずである。)
自分でも自信を持ってほとんど不安なく潜れるようになったのは
最近かもしれぬ。
1年ぶりくらいはまだよいのだが、2年以上あくと、だめである。

ダイビングというのは機材に頼って水中に潜るものなので、
機材の操作とそれに伴った、身体の動き、呼吸の制御などが
できなければいけない。それも自然に。
人によって優劣はあろうが、やはり誰でも目をつぶってもすぐにできる
ようになるものではないし、しばらくやらなければ勘は鈍ってしまう。

また、機材の故障、仲間にはぐれる、自身のパニック、天候や潮流の急変、
ピックアップしてくれるボートの船長の腕、その他、一朝なにかあると
命に係わるレジャーでもある。

ダイビングセンターへ行って、ウエットを着る。

どうやら、この島の反対側、東海岸に車で移動のよう。
このシャングリラのリゾートは西海岸にあり、
波が激しいが、東側はおだやか、とのこと。

なるほど。きてみると、嘘のようにベタなぎ。
西風で西海岸は荒れているが、東側はおだやかということのよう。
天気までよくなる。



桟橋から海へ。


ポイントまではすぐ。
このあたりはちょうど、昨日のホワイトビーチの反対あたり。

ポイントとしては、島沿岸のリーフの中。

水深は10m前後。

サンゴは多少荒れているところもあるようだが
種類も多く、密度も濃く、十分に美しい。

昼間なので岩陰に隠れていて長い髭だけだが、伊勢海老。


体長5cm程度のウミウシ



チョウチョウウオの仲間もたくさんいる。


(これはトゲチョウチョウウオか?)

 

一本目、途中だが明日につづく。