浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



1百眼(ひゃくまなこ)



三笑亭可上:目の部分だけのお面のようなものを付けて


後の、百面相につながるもの。可上という人は、文化文政から


幕末まで生きていた。この頃は五十を越えたくらいだと思われる。


この画は『百眼昔ばなし』というタイトルの本の表紙。浮世絵師の


国芳。本の内容は別段、百眼についてのものではなく、川柳と


小噺をまとめたもの。