12月23日(日)、24日(月)
引き続き、箱根。
強羅のそばや、喜楽荘からもどり、
引き続き、年賀状書き。
風呂に入って、夕飯。
こと、食事について、連泊をする客は、宿にとって、
とても面倒な存在なのであろう。
基本、ほとんどの人が一泊。
と、いうことは、メニューは大方は月ごとに毎日固定。
(むろん、仕入れの状況で細かいところは違ってこようが。)
しかし、連泊をする者にまさか、同じものを出すわけにはいかない。
まず、こんな感じ。
びっくり。
左上の鍋、これ、見た通り、鮑(あわび)。
丸のまま、一つ。
ふたをして、蒸し焼きにする。
そして、仲居さん情報では、食べたら、鍋はもう一つあります、とのこと。
ほう。さらにびっくり。
真ん中、左の小鉢は、湯葉。
蟹ののったあんかけ。
その右が子持ち鮎であろうか、甘辛い昆布巻き。
その上、鴨肉燻製。
右、お造り。
左の白身が、金目。
いかにまぐろ。
金目がなかなかなもの。
口に入れると、とろけるよう。
地のもの、ではなかろうか。
蒸し焼きの鮑。
むろん、生でも食べられるであろう。
適当ところで、ナイフを入れて、食べる。
柔らかくて、ばかうま。
丸のままの鮑をこんな風にして食べたのは、正直
生まれて初めて、かもしれない。
鮨やなどでも生だったり、蒸し鮑だったりするが、
薄く切ったもの。
それでも十分にうまいのだが、丸のままを、大きく切って、
ばくばく食う、なんというのは、比べれば、
とってももったいないような気もする。
鍋、二回戦。
なにが出てくるのかと思っていたら、牛鍋。
甘辛のつゆに白菜、玉ねぎなどの野菜。
う〜ん。
手のかかり具合ではなく、素材で勝負にきたか。
細かいことはいうまい。
揚げ物。
ふぐであろうか、から揚げ。
鍋が煮えた。
まあ、これは見た通り。
煮物。
煮魚は、金目。
これも、うまい。
昨日の夕飯と比べていただければわかると思うが、
明らかに方向性が違っている。
(難しいものである。)
さて。
二日目の朝飯。
いつもそうだが、二日目は湯豆腐はなし。
かわりということもなかろうが、中央、揚げ出し豆腐。
干物は鯵からえぼ鯛に。
オムレツ、ウインナー、ポテトサラダ、生野菜。
ひじきの煮もの、まぐろ中落ち、蒲鉾、わさび漬け、
焼いた辛子明太子、昆布佃煮、お新香。
昨日とかわらず、うまい朝飯、で、ある。
食べ終わり、最後のひとっ風呂。
着替えて、部屋で勘定。
10時、仲居さん、女将の見送りを受けて、出立。
いつもそうだが、仲居さんは外まで出て、国道一号線の往来の車を止めて、
我々の車を出してくれる。
お世話になりました。
おかげさまで、よいクリスマス休暇になりました。
また来年ですね。