浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



池の端藪蕎麦

11月20日(日)第二食



さて。



日曜日。



昨日は、気温も高く、風に雨が強かった。
なにか、妙な気候、で、ある。


今日は、よい天気になったが、やはり11月としては
随分と、暖かい。


昼下がり、床屋に自転車で、出る。


稲荷町の交差点にある、QBではないのだが、
1000円の床屋。


切り終わって、蕎麦やにでも寄って行こうか。


上野藪、かな。


浅草通りを真っ直ぐに行って、
昭和通りを左。


さらに道なりに左に曲がり、真っ直ぐ。
横断歩道を向こう側に渡る。


am/pmの路地を入る。
人が多いので、自転車は押して歩く。


丸井裏、左の向こう側の角が、
上野藪。


あれま!。


行列。


昼時は少しすぎているが、人気。


池の端までいこうか。


さらに人混みになる。
メンチカツのうまい大山、ガード下、
餃子のうまい昇竜を左に見て、
右側、フルーツ売りに人がたかっている。


真っ直ぐ。


右側に屋台のような、海鮮の丼や。
細い路地が少し右に斜めになり、かつ、
緩い坂。


中央通り、広小路に出る。


左に曲がり、再び、自転車に乗る。
頃合いよく、アブアブ前のスクランブルの
交差点は青。


斜めに渡り、池之端仲町通りに入る。


呼び込みの兄んちゃんはいるが、
人通りはさほどでもないので、自転車には


乗ったまま。


ずーっといって、左側。
店脇に自転車をとめて、硝子戸を開ける。


テーブルも、座敷もにぎわっている。


一人、というと、テーブル席相席か、
お座敷で、と、いう。


お!。
ラッキー。


私の好きな、座敷の一番手前。
店前の緑の植え込みが見えるところが
あいている。


奥に、座る。


やっぱし、ビール。





周りを見回すと、やはり、ビールぐらいは
呑んでいる人がほとんど。


鴨ざるをもらって、これで呑もうか、
とも思ったが、やはり、ちょいと、もろう。


すいとろ、に、しようか。


すいとろ、というのは、つけとろ蕎麦の、
蕎麦なし。
つまり、出汁で割ったとろろ。





これをすすりながら、呑む。


うまいもんである。


鴨ざるも、頼む。





おろし。


つけ汁には、ねぎの青いところと、焼いた白いところ。
それに別に、レアに焼いた鴨肉と、つくね。


おろしをつけ汁に入れる。


先に、まだビールがあるので、
鴨肉をつまむ。


鴨肉を食べて、今度は、蕎麦を箸でつまみ、
軽くつけて、すすり込む。


しみじみ、うまい。


つくねには、山椒の風味。


蕎麦を平らげ、蕎麦湯でつゆを割って、
呑み干す。


勘定をし、出る。


池の端藪蕎麦、よい蕎麦や、で、ある。









池の端藪蕎麦