浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



大宣伝、池波正太郎と下町歩き!


6月の『講座』が終わって一段落、なのだが、
もうすぐに、次の準備を始めなければ、
いけない。



結局、自転車操業、で、ある。



次回は、深川。


しかし、昨年と内容は
多少違うものを考えている。


当初、皆さんへの告知は、基本は昨年と同じです、
ということにした。


これは、食事をする店も含めて、すべてを
完全に新しい内容にするのは、無理だからではある。
下町には限りがあるし、池波レシピにも、限りはある。


そして、実際のところ、歩く場所と店を決めるのは
そうとうにたいへんな作業なのである。


NHKの方にいわせれば正直すぎる、と
いうことだが、じゃあ、あんた考えてみろよ!、
と、いいたくなる。


まさか、池波先生が行ってない店を、
行ったと、嘘はつけない。


あるいは、山の手でもいいじゃないか、というが、
下町歩き、という看板で山の手を歩くのは、明らかに、
看板に偽りあり、だろうし、実際に、山の手は
下町ほど歩いてもおもしろくない。


また、なにより、池波正太郎という文脈でも山の手を歩くのは、
やはり、ちょっと違うであろう。
さらに、まあ、私が、下町の人間であるから、下町を
案内したい、ということもある。


そして、昨年一年は、まさに、搾り出すようにやってきた、
のである。


ある意味、ここにこうして書いているのが、
私の一つの“表現”なのであるが、『講座』として
皆さんに実地に伝えるのも、やはり私の“表現”なのである。
できないものは、できない。
もっといえば、やりたくない、ことは、やりたくない。


そうそう簡単なものではない。


まあ、そんなことで、「なんだ、同じ内容なら、
やめようか」、というので、継続した方はわずか。
(それでも、そういう方がいた、というのは、
まったくありがたい限りではある。)


それで、今回の人数は、正味の話、定員25名のところ、
15名。


このままでいけば、おそらく、後期は、
ない、で、あろう。


結果論だが、継続をしていただくことを前提に、
考えるべきであったと。


こうしたカルチャースクールの固定のお客さんは、
そうそうは多くなく、また、新規に生徒さんとして、
きていただくのも、簡単な話ではなかった、と
いうことであった。
(まあ、当たり前の話だが、
断腸亭もマーケティングをしなくては、
いけなかった、ということであろう。)


しかし、やはり、そうはいっても、なのである。


実際には、2年目を始めて、まったく同じでは、継続して
きていただいている方にも申し訳ない。


また、自分でも変えたくなり、例えば、先月は、
八丁堀で新規だし、来月の深川は、
店は同じだが、歩く場所は違うところ、
といった具合になってはいる、のである。


やはり、ある意味、正直すぎた、のかもしれない。
ある程度、変化をつけることは、簡単なことではないが
まあ、できないことではなかった。


そして、来ていただいている方々の、リピートを
主に考える、これがなにより大切なこと、であった。
NHKの他の講座でも、常連さんがやはり、
多いようではある。


まあ、そんなこんなの『池波正太郎と下町歩き』。
なんとか、継続したいのが、本心ではある。


これを読んでいただいた方、今からでも、間に合います、
あと3回、ご一緒しませんかぁ〜〜!。


第3土曜日。
あいてませんかぁ〜〜。


楽しいです、絶対。
後悔させません。


ぶらぶら歩いて、うまいものと、うまい酒を!!。
(と、宣伝。)



断腸亭は、いったいどんな奴か、
見てみたくはありませんか〜〜?
(ないか。)



池波正太郎と下町歩き





是非、助けると思って、、、(それは無理か!?)。



宜しくお願いします。




追伸。


まだ、未定だが、同じNHKで池波先生ではなく、


別の名前で、限定講座をやるかも。