浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



浅草寿町・とんかつ・すぎ田

dancyotei2011-02-03

1月29日(土)夜



さて。



土曜日。



今日は、一日中、2月の『講座』の資料作り。



夕方、内儀(かみ)さんが、夜は
浅草、寿の、とんかつや、すぎ田
に、いきたい、と、いう。


ちょっと久しぶりであろうか、
この日記に書いていなかっただけか。


一日中、家にいたので、昼間も寒かった、
のであろうが、よくわからぬ。


ぎっちりと、作業をしていたので、
内儀さんの言葉に、一、も、二、も、なく、
賛成し、すぐ行こう!。


5時半頃、一応、これからいきます、と、
TELを入れ、マフラーをし、コートを着込んで、
手袋までして、二人で出掛ける。


東へ真っ直ぐ。
国際通りを向う側に渡り、春日通りの
手前まで。


ドアを開けて、店に入る。
時間も早く、先客は一人。


カウンターに二人で座る。



お?!。



名物の髭のご主人が今日は見当たらぬ。


息子さん(おそらく)の方が、調理場に立っている。
ご主人は、風邪でも引いたのか、
はたまた、完全に、二代目に譲ったのか。


アサヒのプレミアムをもらって、、
いつも同じだが、内儀さんはロースソテー、
私はロースのとんかつ。
そして、海老フライも。


ビールを呑みながら、待つ。


少し前から、段々に、息子さんが
調理をしている姿を見ることが
多くなっていたのだが、そろそろ、
と、いうことか。


ロースソテーから、きた。




ロースのとんかつ。



特大の海老フライ。




とんかつも、海老フライも、見た目は
とてもきれいに揚がっているし、切られている。


食べてみると?


いえいえ、なんのなんの。


親爺さんよりも、うまいかもしれぬ(?!)。


ぶ厚い肉で、ここは二種類の油鍋で揚げているが、
表の衣はパリッとこんがり揚がっているが、
中は、うっすらと赤く、色がある。
変わっていない。


うまいもん、で、ある。


ロースソテーも一切れ内儀さんにもらい、
これも、うまいし、
海老フライも、あまい海老の肉で、いうことがない。


たいしたものである。


ご飯と豚汁ももらい、


腹一杯。



大満足、で、ある。



もう親爺さんは店には出ないのか、
混むと出るのか。


わからぬが、すぎ田のとんかつは、
これからも変わらず、
うまいまま、続いていくのであろう。


ご馳走様でした。








すぎ田
TEL 03-3844-5529
台東区寿3丁目8−3