浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)
断腸亭料理日記本店
 

路麺・田端・かしやま

1月18日(金)昼


さて、さて。


またまた、バタバタと忙しい日々が始まっている。


朝は市谷の自分のオフィスへ出て、11時から王子へ移動し、打合せ
12時に終わって、王子から、柏へ移動。
午後は柏で会議。


王子から、柏への移動の間に、昼飯を食わなければいけない。


王子といっても、王子よりも先の南北線
柏はTX(つくばエクスプレス)。


今は乗換案内などがあり、どういうルートを取れば
最も早いか、簡単にわかる。


推奨ルートは二つ。


一つは、南北線で王子に出て、京浜東北で、秋葉原
秋葉原からTX。


もう一つは、なぜか南北線駒込まで出て、
山手線で日暮里。常磐線に乗り換えて、
北千住、ここでTX乗換。


なるほど。


どちらでもよいのだが、この間に昼飯。
時間は、1時半までに柏に着かねばならないので、
ほとんど余裕はない。
立ち喰いそば、で、あろう。
と、すると、途中下車になるが、田端かしやま
これしかないであろう。


路麺(立ち喰いそば)で、ありながら、そばもうどんも、自家製麺


特に、路麺としては、うどんがべら棒に、うまいのだが、
田端までは、ウイークデーにはなかなかこれない。
こんな機会はちょうどよい。


南北線駒込まで出て、山手線で田端。


かしやまは降りて、橋を渡って、線路の外側で、少しある。


この田端の線路はまた何本もあり、そうとうに幅が広いのである。
田端駅は、山手線と京浜東北線だけだが、
この駅舎は、その幅広いところの端っこ。


山手線を降りて、ホームからのエスカレーターを駆け上がる。


改札を出て右。


田端大橋、という名前の、
今は歩行者専用になっている橋を足早に渡る。
昼時で、人通りも多い。
この左側にはJR東日本の東京支社の大きなビルもある。


突き当り、右側の袂にホテルのビルがあり、
その脇の階段を駆け降りる。


階段を降りたところ。
すぐに、だるまや食堂という大衆食堂があり、
その左隣が、かしやま。


店前までくると、狭い店内は一杯。
入口付近で、一人待っている人もいる。


むろん、立ち喰いなので、回転は早い。
一人出て、すぐに待っていた人も自販機で食券を買い、
あいた所に入る。


さて、私の番。


うどんだが、やっぱりノーマルなかき揚げがよいだろう。
昼だし、玉子も入れよう。


ここの自販機には、天たま、という名前になっている。
天たまうどん、350円也。


カウンターの中は、三人。
土曜日にはあまり見ない、ご主人。
そして、若主人と、腰の曲がったおばあちゃんもいる。
若主人もおばあちゃんも、同じように腰が低い。


すぐに運ばれる。





うどんは自家製麺だが、茹で時間がかかるので、
あらかじめ茹でてある。


今日は、少し気温が高めかもしれぬが、
やはり、冬には温かい一杯のうどんが、うまい。


立ち喰いそば離れした、うどんの腰と
つるみ、であろう。


つゆのしょうゆ味の濃いのもよい。


うどんをすすり、がつがつとかき揚げも、食う。


うまい、うまい。


呑み干すには多少濃いが、玉子入りなので、
つゆも最後まで。


「ごちそうさまぁ―」



「ありがとうございまーす」



の、声に送られて、出る。



再び、とん、とん、とん、と、階段を駆け上がり、
田端大橋。


走り抜け、改札を入り、先にきた京浜東北に乗って、
日暮里へ。



かしやま




地図