出張のおかげで、話題もたまった。
その後、土曜日、から。
9月27日(土)第二食
土曜日。
NHKの朝の連ドラ、毎日は見られないこともあるのだが、
土曜午前のBSの、まとめての、再放送は見ている。
今日は、「瞳」の最終回。
内容はともかく、西田敏行が榮倉奈々に肉やでコロッケを
買ってきてくれ、と頼むセリフがあった。
このセリフ自体も、話の中では、どうでもよいのだが、
これを聞いて、肉やのコロッケ、最近食べていなかったので、
食いたくなった。
コロッケといえば、今、肉やでいくらぐらいであろうか。
まあ、安ければ、60円、あるいは、80円、
100円にはならない。
そのくらいの、価値観、で、あろうか。
その割に、かかる手間は、随分なものがある。
毎度お馴染みだが、キテレツ大百科のテーマソング、
森雪之丞先生作詞の、お料理行進曲、というタイトルらしいが、
(「いざ進めやキッチン〜・・・」)
ではないが、そうとうに面倒くさい。
じゃがいもを茹でる。
玉ねぎをみじん切りし、ひき肉とともに炒める。
茹でたジャガイモと混ぜ、小判形に成型。
「小麦粉、玉子にパン粉をまぶして、揚げれぇ〜ば
コロォッケだぁ〜〜よ、キャベツゥ〜は、どうした〜〜。」
と、いうわけで、足りないもの、キャベツを買いに出る。
今、キャベツは安い。
出来すぎて、産地では、廃棄しているところもあるそうな。
三筋のヤマザキで、100円。
帰宅し、キャベツを刻む。
ボールに水を張り、刻んだものは、放しておく。
ジャガイモ4個。
皮をむかないので、たわしできれいに洗う。
茹でると、水分が多くなってしまうので、蒸す。
蒸し器にもなる圧力鍋に入れ、圧力を上げ、6〜7分。
あとは、圧力が下がるまで、放置。
この間に、玉ねぎ、半個をみじん切り。
ひき肉は、冷凍してあるのがあり、少し解凍。
玉ねぎとともに、炒める。
味付けは、塩胡椒と、少し赤ワインなども入れて
濃いめにしてみる。
圧力が下がった蒸し器を開けてみる。
茹で具合は、上々。
ボールでジャガイモを潰し、炒めたひき肉を混ぜ込み、
小判形に成型する。
6個ほどできた。
冷えた方が、硬くなり、衣がつけやすかろう。
冷蔵庫に入れておく。
その間に、三つのプラスチック容器に、
小麦粉、パン粉、玉子冷水+氷、を用意。
しばらく冷えるのを待つ。
完全に冷えたのを確かめ、玉子冷水に小麦粉を
少し堅めに、溶く。
小麦粉を軽く両面にまぶし、小麦粉を溶いた玉子冷水も
両面にまとわせ、パン粉。
玉子冷水に入れる時に、崩れやすい。
ここで、冷やした威力が出る。
また、この時、素手でやるのだが、
次のパン粉を付けるのに、玉子冷水が手に付いていない方が
きれいにできるので、少し手間だが、一つ一つ、手を洗ってから
パン粉をつける作業は行なう。
6個終了。
缶に入れて冷蔵庫に入れてあるラードを取り出し、
湯煎で、溶かす。
揚げ鍋に移す。
ここでキャベツは水から上げ、ざるに入れて
冷蔵庫へ移しておく。
加熱。
高温まで、上げる。
揚げ箸を入れ、油温をみる。
いいかな?
一回目、二個を、投入。
衣が固まるまで、10数秒は、手を触れない。
ポテトコロッケは、別段、中まで火を通す必要はない。
衣が狐色になればよい。
高温で短時間。
どうも、いつも、一回目は油温が上がりきらぬうちに、
揚げ始めてしまう。
少し時間がかかるが、いい色に揚がる。
計、6個、終了。
なかなか、よく揚がった。
皿に、キャベツを盛り付け、コロッケは3個をのせる。
とんかつソースをかけ、ビールを開け、食べる。
ふむふむ。
ポテトコロッケというもの、
べら棒にうまい、というものでもないが、
なかなかよくできた。
まあ、油は、ラード、というのだけは、
落とせなかろう。
しかし、なんだかんだ、手間はやっぱりかかる、
ポテトコロッケ、で、あった。