9月22日(月)昼
さて。
先週は、水曜日に富山出張。
今週も、出張の嵐、で、ある。
月曜日、仙台日帰り、火曜日は休み。
水曜日が名古屋、木曜日が京都、大阪、金曜が福岡。
文字通り、日本列島縦断、である。
なにをしているのか、というのはむろん、ここには書けないが、
たまたま、様々な予定が重なってしまった、ということで
読んでいただいている方はおわかりであろうが、
いつもこんな状態ではない。
午後イチ、仙台。
昼、仙台駅着。
先週、富山で鮨を食ったばかりであるが、
昼飯は、もう毎度のことになったが、
やっぱり、駅に入っている、立ち喰い鮨にしよう。
同じく駅に入っている、牛タン、というのも考えたのであるが、
昼時は、随分と並んでいる店もある。
牛タン自体はうまいもの、むろん仙台の名物であり
食べたこともある。
なぜ、仙台で牛タンなのか、よくわからない。
わるいといっているのではない。
しかし、私には、やはり、仙台にきたら、
うまい三陸の魚、で、ある。
店に入る。
先客は、奥に2〜3人。若めのサラリーマン。
右の方のカウンターに立つ。
なににしようか。
ホワイトボードに書かれているものからいこう。
鰹、秋刀魚と、いかから。
鰹と秋刀魚。
鰹はさっぱりしてうまい。
秋刀魚は、さんま。
先週も食べたが、普通にうまい。
きんき。
ここは、やはり、炙るのがお得意。
皮を炙ってあり、温かい。
炙りものは、多少、温かい方がやはり、よい。
いかは、なにがあるか、と聞くと、マイカ、という。
マイカは、するめいか、の、こと。
もらう。
するめいか、で、あるが、なかなかあまくてうまい。
どんどん、いく。
皮はぎ肝のせ。
これもうまい。
鯛。
鯛は昆布〆もあったが、これは普通のもの。
脂は少ないが、あまみがある。
続いて、鱸(すずき)と、平目。
鱸も炙ってある。
平目もうまい。
鯖。
見た目もきれい。ほどほどの脂。
〆具合も程よい。
見た通り、炙ったもの。
写真は撮ったのだが、なんであったか、
忘れてしまった。
生とり貝。
こうしたものが、普通にあるのも、ここのよいところ、である。
柔らかく、あまい。
この前、うるめ鰯でなめろう、を作ったが、
これは、鯵のなめろう。
味噌味が濃い目でうまい。
ねぎも入っている。
白身、だが、これも忘れてしまった。
うまかったので、もう一回、いか。
ホワイトボードにあった、どんこ、という魚。
なにかと聞くと、深海魚、なのだが、こちらでは
普通はぶつぶつ切って、鍋などにする、という。
こうして、握り用に、きれいにさばくのは、骨が堅く
手間がかかると、板さんはいう。
これは、皮はぎのように、肝をのせる、と、いう。
頼んでみる。
皮はぎよりも、肝はうまいかもしれない。
そうとうに、ねっとりしている。
鉄火を手巻き。
頼んでいなかったのに、気が付いた。
金目。
ねっとりと、うまい。
最後に、穴子。
なぜか、これだけ小皿にのって、出てきた。
好みとしては、もう少し甘めに煮た方がよいかもしれぬ。
ばくばくと、かなり食べた。
うまかった、うまかった。
勘定をして、出る。
3000円くらいであったか。
凸凹(でこぼこ)は、むろんあるが、
この味で、この値段、やはり、そうとうなものであろう。