4月3日(火)夜
さて、今日は鮨が食いたくなり、合羽橋太助寿司へいくことにする。
このところ、書いてはいなかったのだが、来てはいた。
19時過ぎ、一度、家に寄って、自転車を取り、向かう。
桜も散ろうというのに、今日は、なんということであろう、
めっきり寒い。
最高気温が13℃で、夕方になって、なお寒くなっている。
自転車に乗っていると、手がかじかむようである。
来てみると、親方は、ちょっと出ている、とのこと。
珍しく、お酒をお燗でもらう。
若い衆、I君が相手をしてくれる。
彼は、今は、NO.2、である。
今日は、刺身より、握りを多くしてみます、とのこと。
もうそろそろ、終わりだが、平目と、たこ。
平目は千葉の富津、竹岡、たこは、いつもの通り、佐島。
どちらも塩で。
平目はねっとりと、甘く、うまい。
たこは、歯ごたえよし、うまみが充実している。
次に、きんき、を半身、塩焼きにしてくれた。
オホーツクの釣りのものらしい。
今の時期が、まだ、流氷が接岸しているので
かなり珍しいものらしい。
よい脂で、たまらない。
香ばしく鰭などもパリパリに焼かれているので、
女将さんに感心されるほど、
食べられる骨は食べてしまった。
さて、ここから、にぎり。
まずは、鳥貝
I君が「だいぶ身が厚くなってきたんですよ」と、いう。
むろん生のものであるが、みずみずしく、
柔らかく、芳醇、で、ある。
すみいか。
好物の一つである。
太助には置いてあるが、なぜだか筆者には
親方はあまり出さなかった、ような気がする。
煮きりをぬって出してくれた。
これは、江戸前であるという。
1月であったか、たまたまアメ横の魚屋で安く見つけて手料理をしたことがあった。
筆者、釣りはやらないので、まったくわからないが、
毎度、参考にさせていただいている、「ぼうずコンニャク」さんによれば、東京湾では盛んな釣りだそうである。
しかし、そうはいっても、魚屋に普通に出回るほどは
大量には獲れない、のであろう。
うに。
函館のもの。
このあたりで、親方が登場。
築地で今日の一番のものである、と、いう。
なるほど。
色も、このふっくらした、表面の感じも、すばらしい。
むろん、たべても、最高の味である。
小肌。
〆加減もちょうどよく、普通にうまい。
中トロ、、と、いうよりは、
大トロ、に、近いかも知れない。
壱岐、の、もの。
薄めに切ってあるのがよい。
さて、最後、巻物。
好物の、ひもきゅう。
わさび利いて、いやいや、うまい。
今日は、I君の握りであったが、
気分も変わって、うまかった。
「親方、たまには、いいですよ!」
合羽橋・太助寿司
電話番号:03-3841-4811
住所: 東京都台東区松が谷2丁目26−6