浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



コプチャン

dancyotei2007-01-07

1月3日(水)夜


さて、正月、三ヶ日、三日目。
暮れからの、動かないで、呑み過ぎ、食べ過ぎの、
ぐうたら生活も、そろそろやめねば。


9時頃には起き、雑煮を食い、昼過ぎから、落語の稽古に出る。
毎度書いているが、筆者の落語の稽古は、外を歩く。


この休み中も30日まではやっていたのだが、
晦日、元日は、ぐうたらモードで休んでいた。
それでも、昨日、二日は2時間ほど、駒形から、
隅田川沿いに北上、吾妻橋隅田公園、観音裏から、
初詣客でごった返す、観音様をひとまわりしてきた。
(あまりの人出に、観音様のお参りはあきらめ、三社様のみを参拝。)


今日は、上野方面、へ行ってみよう。


実は、ラーメンが食いたくなっていたのでもあった。
やはり、正月で、数日食べないだけで、ラーメン禁断状態になる。


一先ず、目的地は、いつでもやっている、御徒町ラーメン横丁の青葉


きてみると、なんと行列。
ラーメン横丁にはあと二軒あるが、それらが休んでいる、
というのが原因か。


で、あればと、御徒町界隈をぐるぐる回り、七志


武骨、、


どこも、行列。
やはり、みんなラーメンが食いたいのか?!。


結局、武骨の前の、ますたにラーメン
行列はなく、すんなり座れる。
京都、ということだが、背脂系で、塩気が多少強めだが
筆者は嫌いではない。


ますたにラーメン御徒町
TEL 03-3833-4000
台東区上野6丁目6−6)


さて、帰り道。
昭和通りを渡り、御徒町キムチ横丁
焼肉屋に混じって、韓国朝鮮食材店もある。
ここもまだまだ、休みの店が多い。


と、まるきん、という食材店が、やっていた。
ここはキムチなどとともに、焼肉用の肉も売っている。


正月料理も飽きた。夜は、焼肉にしようか。


骨付きカルビ、なども惹かれるが、ホルモン、モツもよい。
なかで、コプチャン、という、腸のようなものに目が止まった。
なんであろうか、これは。筆者、シマチョウ、は好きなのだが、
それなのかどうか、、、。
まあよい。よくわからぬが、買ってみようか。


帰り道も、稽古をしながら、帰宅。


これは冷凍もの。そのまま、自然解凍。


朝鮮日報


小腸のようである。
上のページでは長いまま焼き、韓国お得意のはさみで切って食べる式。
また、先日、豚バラの焼肉、サムギョプサル


を食べたが、コプチャンも、同じような屋台料理のようである。


最近は、こういう屋台モノ(?)も、結構入ってきているのか?


ともあれ、長いままはやめ、切って、焼くことにする。



ホットプレート。


焼くとこんな感じ、で、ある。




中が、脂。
コリコリした食感。ものは悪くないのであろう。
くさみはさほどない。
味がついていないか、あるいは、薄い塩味か。
塩を足し、さらに食べてみる。
なかなか、うまい。



そうであった。思い出した!


これは以前に、鈴本の裏の、焼肉屋で、食べたことがあった。


ここでは、牛マル、といっていた。


うまい、のであるが、これだけを大量に食べるのは、
ちょっと、ヘビー、で、あった、、、。


コプチャン、同じ屋台もの(?)でも、サムギョプサルに比べると、
若干ハードルが高いかもしれない。



`07年最初の焼肉はこんな感じであった。




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