5月30日(火)夜
たまには、こんなものも書いておかなければいけない。
白和え、で、ある。
で、あるが、その前に、昨日配信分で書いた、
瓜の雷干しのもろみそと、三つ葉のおひたしで一杯。
(三つ葉は、水に浸けておいた、撮影の残りのものである。)
さすがに、これだけでは、物足りない。
なにがよかろう。
冷蔵庫を覗くと、これも、撮影用に買ったのだが、使わなかった豆腐。
買ったのが金曜であるから、そろそろ、危ない。
豆腐は、足が早い。
冷奴で食うのは、危なそう。
こんな時には、白和え、で、ある。
これなら大丈夫であろう。
他に、なにを入れようか。
と、いうよりは、和える主体、である。
こんにゃくと、油揚げがよい、、のだが、
油揚げは、冷凍庫に凍っている。
こんにゃくは、なし、でいいか。
青みの野菜は、、、お。
これも、撮影の余り、芹があった。
これでよかろう。
まずは、豆腐。
湯通し。
危ないので、念入りに、加熱する。
油揚げも、湯通しし、短冊に切る。
油揚げの味付け。
しょうゆ、酒、砂糖で、甘辛く煮含める。
味は、少し濃い目。
湯を沸かし、芹を湯がき、水に晒し、絞って切る。
湯通しした豆腐は、裏漉す。
一丁分のため、随分ある。
裏漉した豆腐に、西京味噌を味を見ながら入れる。
白胡麻ペーストを加える。
OK。
油揚げ、芹を合わせる。
完成。盛り付ける。
白和えというもの、味濃くすれば、
なかなか、うまいものである。
考えてみると、今、外で白和え、なんというものは
なかなか見ないような気もする。
同じ和え物だが、胡麻和えよりも影は薄いかも知れぬ。
なぜであろうか。
筆者の同年代ならば、食べたことのない人もひょっとすると
いるのかもしれない。
筆者自身、振り返ってみても、自作以外では、
あまり食べた記憶も多くはない。
なぜ、作るようになったのかというと、
むろんのこと、池波作品からである。
白和えは、白胡麻のペースト(練り胡麻)があれば、
左程、面倒なものでもない。
つまみにもなるし、豆腐、胡麻、味噌であるから、
身体にもよさそうである。
冷蔵庫に、危なそう、でも、捨てるのには、まだ、、
というぎりぎりの線の豆腐があれば、絶好の惣菜だろう。
むろん、一から作っても、十分存在感はある。