浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牛込南山伏町・仏料理・ラ・ビチュード2005・1


1月17日(月)昼食
さて、今日は昼飯。


ラ・ビチュード。


今年も、市谷・牛込ビストロランチ。
年明け、グー、に引き続き、ラ・ビチュードの、初回である。


前回。12/10


12時ちょい過ぎ。ほぼ、満席。


今日は、上品そうな、仏蘭西人のマダム、二人組み、などおられ、
なにか、雰囲気、である。


前菜は、地鶏ハツのコンフィ。


メインは、子羊の煮込み赤ワインソースにする。


地鶏ハツのコンフィは、サラダである。
サニーレタス、レッドキャベツなどの上に、ハツのコンフィが置かれ、
トマトのみじん切りなどが散らされ、
クスクスなども、合わせられている。
ドレッシングは、オリーブオイルベース。


地鶏ハツは、温かい。
サラダであるから、クスクスも含めて、生野菜は冷たい。


ハツ自体は、食感もよく、なかなか、うまい。
しかし、この温度の差、どうなのであろうか。
こういう取り合わせ、よくあるのであろうか。


冷たいものに、温かいものを合わせる。
意図なのか、考えていないのか。


普通に考えると、ハツも、冷たい、のであれば、
わかりやすいのだが、、。


さて、メイン。


子羊である。


付け合せは、マッシュポテト、ブロッコリー、にんじん、レンコン。


子羊。
メニューにもあったが、子羊は、10時間以上煮込んであるという。
トロトロ、である。


大きめの塊で二つ。量は充分。
羊らしい臭みは、意図であろうが、きれいに抜いてある。
であるが、肉の旨味は、ある。


また、赤ワインソース。
バターなど使っていないのか、とても、さっぱりしている。


羊もさっぱり、ソースもさっぱり。


さっぱりに、さっぱり。


微妙である。


満足感はあるが、ほんの少し、物足りなさ、を感じてしまう。


折角、手がかかっているのであるから、
もう一声、もう一ひねり、、、と、思ってしまう。


ここいらは、シェフとの相性か。



ぐるなび