浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牛込矢来町・フランス料理・ブラッスリー・グー


9月6日(月)
週が明けた。が、少し持ち直してはいるが
相変わらず、 パッとしない。(風邪)


伽耶苑


の回にちょっと触れた、東京グルメ


この、人気ランキングに筆者のオフィスのごく近所の店が
挙がっていた。これは、どう考えても、行かずばなるまい、と、
いうことで、週明け、一番で行ってみた。


牛込中央通り、牛込北町の交差点を新潮社方向に。
旺文社と新潮社の間である。


11:40。もう何組か女性客が入っていた。


この店、いつできたのだろう?
さほどに新しくもないはず。


この店の前は、なん十回ではきかない、なん百回となく
20年以上の間、通っていた。


しかし、間口も1間ほどであろうか、
失礼ながら、看板もさほどにきれいでもなく
(時間の経過を感じさせる)
とても、入る気にはなれなかったのが本当のところ。


話題は本格的なフレンチで¥1000のランチ。
前菜と主菜にパンが付く。


前菜


手羽先と砂肝のコンフィサラダ」
コンフィとは、低温でじっくり、柔らかくなるまで
調理した(この場合は揚げた)もののことである。
バルサミコのソースというのか、ドレッシングが
さわやかで、ありながら、深みがありうまい。
手羽先は味の付いた表面がパリパリ。
軟骨の部分までそのまま食べられる柔らかさ。
ドレッシングとの相性もよかった。
好み。


主菜


「鴨腿(もも)肉と根菜の煮込み」
若干、前菜と重なってしまった。
頼んでから、魚にすればよかったかと後悔。
肉は、骨付きの腿1本、丸ごと。
これだけでも、¥1000では、普通食べられないと思う。
オレンジが入っているのか、甘みのあるトマトベースで、
大根、にんじん、ごぼうと 共に、煮込まれている。
肉は、簡単に骨から外せるまで、柔らかい。
(圧力鍋であろうか?)


鶏、鴨で、ちと、ヘビーになってしまった。
ヘビーなフレンチは正直のところ、筆者、ちと苦手。
ランチでも、メニューチョイスの幅は広い。
次回は、もっと吟味して選ぼう。


それにしても、灯台下暗し、とはこのこと、、。
(この界隈、カルミネ、ル・マンジュ・トゥ、
ベルギービールブラッセルズなどなど実は、有名店は多い。
が、ここは、知らなかった、人生最大の不覚だ、、。)


文句なく星五つなんだろうなぁ〜。



地図


(9/8現在、風邪はほぼ治りました。)